罪悪感を手放すたった一つの方法
罪ってなんだろうね。
罪ってさ、
許されたい人がいてさ
許してもらう人がいるってことなのかな
振り返ると
私の中にもたくさんの罪があって
許してもらいたい人は
もうこの世にいなかったり
いてもうまく話せなかったり
音信不通になってたりして
許してもらうことができないんだよね
だからきっと、つらいんだよね
けどさ
罪ってさ
なんだろうって
思うときがあるよ
許してもらいたい人がいて
謝りたくて
許してもらいたくて
けどさ
けど思うんだよね
許してって思えば思うほど
それは罪じゃなくて
何か別の重たくて鉛のような感情で
それは決して救われることがないんだよね
だってもう
許してもらいたい人には会えないんだから
よくよく考えると
私は私に許してもらいたかったのかもしれない
私は自分にさ
自分にさ、たった一言さ、
しょうがなかったんだよ
あなたのせいじゃないよ
誰も救えなかったよ
誰もどうしようもできなかったよ
って
言ってほしかったのかもしれない
私に
私自身に
たとえ自分以外の世界中の人がさ
よってたかってさ
お前のせいだ
お前が悪い
って私を責めてきてもさ、
私が私にさ、
しょうがなかったんだよ
仕方がなかったんだよ
あなたのせいじゃないよって
言ってあげられたら
私はきっと救われる気がする
心にこびりついている罪悪感を
手放すことができる気がする
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