安乃澤 真平 / あのさわ しんぺい

【塾人/主夫/継父】という肩書深めの30代男性です。 年上の女性と結婚し、連れ子ちゃん…

安乃澤 真平 / あのさわ しんぺい

【塾人/主夫/継父】という肩書深めの30代男性です。 年上の女性と結婚し、連れ子ちゃんと連れ猫ちゃんとともに暮らしています。 日頃、小説やエッセイを執筆し、読書にピアノに剣道にと、したいこと多めの欲張りな人生を送っております。 筆名は安乃澤真平、どうぞよろしくお願いいたします。

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【初めまして】塾人/主夫/継父 の note

お立ち寄りくださりありがとうございます。 安乃澤 真平(あのさわ しんぺい)と申します。 プロフィールにある通り、肩書「深め」です。 別の媒体で小説やエッセイを執筆しているのですが、(執筆と言えるほどでもないですが) このnoteでは次のことをメインに書いていく予定です。 ① 教育=勉強のこと ② 主夫=家事のこと ③ 継父=子育てのこと でもやっぱり、教育のことが多めになるのかな。 それ以外にも、 ④日々の気づき、を気ままに書くこともあると思います。 「スキ」

    • 005 スマホと学力③(約450文字)

      つづきものです。 まだという方は、まずこちらからどうぞ。 ◆その2:「便利は不便利」 スマホは便利、ということは以前にも書かせていただきました。 本当に、便利です。しかし、便利が不便利になることもある気がします。 例えば、Aということを調べたいと思ったとします。 今となってはスマホですぐに調べられますが、 すぐ調べられるということは、 そのAのために使う時間も「すぐ」でしかありません。 一方で辞書を引いたり、 知っている人に尋ねたりする場合には(要は昔のスタイル)、

      • 004 スマホと学力②(約400文字)

        *003からの続きです。 さて、スマホが便利なのはよくわかります。 わかるけれども、その上で生徒さんにいつも伝えていることがあります。 ◆その1:「だるま落とし理論」 別名、「カーリング理論」。 世間的には存在していません。 私が勝手に名付けて、そう呼んでいます^^ 学校で学習したこと、 自宅で勉強したこと、そして 塾で身につけたこと、 それらは積み上げた「だるま落とし」のコマであり、 それらは円の中に入れた「カーリング」のストーンです。 そこに、スマホという木

        • 003 スマホと学力

          「スマホと学力に相関関係はない」 と言い切れるように、 教育の専門職という自覚を持って生徒さんと接してきました。 学習においては知識が印象に残りやすいように工夫、 スマホの使い方については口を酸っぱくして伝えてきました。 それでどうにか成立していたここ数年ですが、 いよいよそんなことを言っていられなくなりました。 高校生の授業で英語の長文問題を渡したら、 一人の高校生が当然のようにスマホを取り出し、 アプリを使って翻訳をし始めたんです……。 「え?」(*今なにを見た

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        【初めまして】塾人/主夫/継父 の note

          002 矛盾を携えて

          私の教育係を担当してくださったN先生を、 私は忘れることができないでいる。 「なんのために塾に就職したんですか?」 入社して間もない頃、初対面のN先生は私にそう質問してきた。 私は大学で教育学を学んでいたので、 その類の質問にはすでに答えがあった。 「現代の子どもたちに現代の大人を超えてもらうためです。」 これ以上の目的はないと自分では思っていた。 しかしN先生は、そうですかと言ったきりそれ以上の言葉をくださらなかった。 良いのか悪いのかわからない。そもそもN先生

          001 教育=毎日笑顔になれる仕事

          私が勤務しているのは塾なので、 「教えるということ」が業務のメインと思われるかもしれません。 しかし実際には、 教えることだけではありません。 勉強の仕方だったり、 私生活の送り方だったり、 あるいは生徒さん一人ひとりの繊細な悩み相談だったり。 時にはどうしようもない「バカ話」なんていうことも(笑 放課後児童クラブなどと同じように、 塾にも「サードプレイス」としての役割があります。 また、教育者の高濱正伸さんがおっしゃるところでは、 塾の先生には「外の師匠」としての

          001 教育=毎日笑顔になれる仕事