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syudynote
俳句(パリ祭)
(俳人高山れおな氏は男性、大高翔氏は女性です。間違えると高浜虚子の亡霊に呪われます。ごめんなさい、ホントです。)
れおな男大高おんな仏桑花
針山に上司の顔を刺繍せり
パリ祭や貴族の首でジャグリング
(龍馬はピストルで応戦したらしいのでたぶん龍馬の刀痕ではないが、まあそういうことにしておこう。)
てかてかの龍馬刀痕寺田屋に
書店主は無口がよろし茅舎の忌
(ノウゼンカズラは非常に繁殖力が強く、放置しておくと藪枯らし以上のタチの悪さを発揮するので近年庭に植えた人が後悔する草花ナンバー1の位をうかがいつつある。呑気に季語なんかにしている場合ではない。)
常に不服凌霄花あらば切り刻む
ディルド付き男の娘買ふ炎昼に
フンデルトヴァッサーハウス大夕焼
とんぼ死す雨の車道で壊れずに
葛ノ花九条同胞御子廃胎
不在氏に不在メールのまた着きぬ
バックレ男あだ名ドローンや梅雨の明け
三分の一残せないアイスかな
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