50代からの挑戦!下がるモチベーションを上げていく11の方法

下がるモチベーションの維持こそ挑戦の最大の難関


 50代になり新しいことに挑戦すると決めたものの、モチベーションが続かない。
そんな自分に向き合っています。
 社会福祉士としての知識や中小企業診断士試験受験生として学んだモチベーション理論を活用し、モチベーション低下の原因を分析し、対策をご紹介いたします。
 50代でモチベ維持や気力の低下に悩む皆さん、一緒に乗り越えましょう!

モチベーションが下がる原因



大きく2つに分けて考えることができます。


① 体の機能の変化


聴覚の変化…高音が聞き取りにくい
視覚の変化…老眼
持久力の変化

上記のような変化を「低下・老化」と捉えることがモチベーションを下げる原因になることがあります。

このような変化は誰にでもありますが、それを「マイナス」と感じることが新しいことに挑戦する気力を削ぐわけです。




②心の機能の変化



知能の変化
 意外に思うかもしれませんが、知能については単語、算数、知識・理解の分野は伸び続けます。
 低下するのは数を覚えたり、符号などの理解や記憶、絵画配列、といった分野です。
 数字の暗唱などが低下していることがモチベーション低下の原因になることはあり得ます。
・身体的疲労からくる気力の低下
ストレス・心の疲労・燃え尽き症候群からくる気力の低下
目的がわからない・はっきりしない
何から手をつけていいかわからない
・会社・家族・地域などの役割によって行動・思考・精神が縛られる
・物事の評価軸が外部評価軸となっている(年収、課長・部長などの役職、タワマンに住む、フェラーリを所有するなどの
外部的評価軸基準)
病気(うつ病・認知症・甲状腺機能低下症・更年期障害・慢性疲労症候群など)

心に関係する変化としてはおよそこのような原因が考えられます。


「自分が」モチベーションを維持できないのはなぜか?

人によっては幾つかの理由が重なっていることもあります。
それをまず把握し、その理由によって対策方法をとっていきます。

モチベーションが下がるのを防ぐ11の方法


1.自分の現状分析をしてみる

 目的を見失っている?
 人間関係のストレスで疲れている?
 すべきことが多すぎて、何から手をつければいいかわからなくなっている?
 他人の目を気にしすぎている?


自分にとって原因となっているのは何か分析してみましょう。
それによって対処方法を絞り込んでいくことができます。


モチベーションの維持の難しさを乗り越える対策

2.強力な動機となるものを見つける

モチベーションを維持するためにはその動機づけとなるものが必要です。
特に強力な動機づけとして「内発的動機付け」を持つことが大切です。
内発的動機付けとは、仕事そのものの面白さや満足感、達成感など自分の内側から湧き上がってくる感覚を得ることを動機とすることです。
報酬アップとか他人からの評価という外からくる動機付け(外発的動機付け)よりも内発的動機づけの方が強力だと言われています。

動機を見つける方法
「なぜ?なぜ?」と達成したい目標について深掘りしていくことにより、具体的で明確な動機付けを見つけることができます。

「行政書士試験に合格する」という目標を例に挙げると

「なぜ、合格したいのか?する必要があるのか?」
「試験に合格して行政書士事務所を開きたい」
「なぜ、行政書士事務所を開きたいのか?」
「個人事業主として、低資産低リスクで始められるから」
「なぜ、個人事業主として働きたいのか?」
「定年後、元気なうちは自分のペースでやりがいのある仕事を続けたいから」

と考えます。そうすると、自分がその目標を達成したい理由がはっきりとしてきます。
その理由が「絶対合格したい!」という強力な動機付けになります。




動機付けを見つけるための思考のヒント
他人軸で考えるのではなく、自分の感情や価値観に注目します。
好きなこと・楽しいことストレスのたまらないこと・嫌でないこと
ワクワクすること・心地よいこと・いいと思うこと・やり甲斐があること

そんな視点でなぜ?を繰り返し、自分なりの強力な動機を見つけましょう!


3. 目標を細分化する

 〇〇試験合格!をゴールとする強力な動機付けがあっても1年に1回の試験だったり
すると、途中で息切れするのは容易に想像できます。3ヶ月くらいならなんとかモチベーションを維持できると思いますが
6ヶ月以上となるとなかなか厳しい方が多いと思います。

1年後の試験合格を最終ゴールとするとそこまでに幾つかの途中のゴールを設定します。
中目標・小目標のような感じで1ヶ月・3ヶ月ごとの目標を立てます。それぞれの目標を達成すると最終目標に一歩ずつ近づくイメージです。
簿記試験なら3級・2級・1級と階段を登る感じでしょう。
目の前に身近な目標を置くと、モチベーションの維持に役立ちます。

4.計画を立てる

 達成可能な小さな目標をいくつか立てたら、それに至る計画を立てます。
 毎月・毎週・日毎のタスクまで立てます。ここでは無理のない、融通のきく予定を立てるのがモチベーション維持の秘訣です。
予備日を設けるなどして、確実に積み上げていける計画にします。
実情に合わせて途中で計画を立て直すこともモチベーション維持には必要なことです。

5. タスクを習慣化する

習慣にするまで、個人差あると思いますが1ヶ月くらいはかかると思います。
それを過ぎるとグッと楽になるはずです。まずは1ヶ月、頑張りましょう!

6.目標を人に伝える


 家族・友人・同僚に目標を公言するのも良い方法です。
「言った手前引き下がれない」という気持ちにもなります。
協力が必要になることも多いので、可能なら味方になってもらいましょう。

7. 「5秒ルール」や「よーい、ドン!」をやってみる

 子供にお手伝いをしてもらう時に「じゃあ、始めるよ!5、4、3、2、1、始め!」
なんてやった記憶がありませんか?
これを自分が始めるときにやると、意外に効果があります。
モチベーションが上がらないのは始めるまでのことが多く、
始めると調子に乗ってくることが多いので、「よーい、どん!」掛け声かけては?

8.  5秒ルールにプラズポモドーロテクニックの合わせ技

 これはモチベ維持というより集中力維持ですが、25分机に向かったら5分休憩というポモドーロテクニックを使って
集中力を持続させるのもそれなりの効果を発揮します。

9. 心の整理

 どうしてもやる気になれない原因が人間関係の時の対策です。
付き合いを辞め鵜など、人間関係そのものを見直す。
「人は変えられないが自分は変えられる」ということで、人に対する見方をチェンジする。
アサーションと呼ばれる方法です。

10. 栄養と休息

 体が疲れている時は、きちんと栄養をとって休息してください。
50代になって徹夜で勉強は、ちょっと無理しているかもしれません。

11.思い切って休んでみる

  心の病や心の疲れの時は思い切って休んでみるのも対策の一つです。
一旦中断してペースを落としてみる。これが再スタートのきっかけになることもあります。

まとめ

モチベーションの維持が難しい原因は体、心、環境の変化や動機が明確でないなど様々な原因があります。
自分自身の原因を特定すること。
それに合わせた対応策をとること。

これがあなたのオーダーメイドの下がったモチベーションの克服法です!

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