見出し画像

環境にこだわれ

「環境にこだわれ」

これは、元プロサッカー選手で現在も多くの方面で精力的に活動を続ける本田圭佑氏の言葉です。

2023年3月18日、同氏は近畿大学の卒業式でこの言葉を主軸においてスピ―チを行いました。
筆者は,近畿大学出身ではありませんがこの動画と言葉には感銘を受けました。

そして、今になってこの言葉の重みを実感しているところです。
それはなぜかというと、筆者自身がまさに今環境を変えたところだからです。
詳しいことは、これから順を追って説明しましょう。

私が環境を変えるまで

2023年7月~

私は2023年4月に大学を卒業し、内定をもらっていた会社に就職しました。
私の会社は研修が3か月あったので、4~7月までは新入社員全員が集まって集合研修を3か月行っていました。

そしてその後、私は東京で営業職に配属になりました。
営業はもともとやりたいと思っていたことでしたので、とてもやる気に満ち溢れていました。
配属されてからは、8:30始業の会社で7:30に出社して業界の勉強に時間を費やしました。
一部の上司からは「おお、今日も早いな!頑張れよ」と声をかけていただくこともありました。

そんな中で奮闘していた私でしたが、仕事ですのでもちろん壁にぶち当たることもあります。
正直、色んな壁にぶち当たったように思います。
その中でも抜粋して一部をお話できればと思います。


教育体制が崩壊している

私の会社は新入社員1人につき1人教育担当がつきます。
私の場合は、多くの仕事を抱えている40代の課長が教育担当でした。
東京に配属された当初は課長に色々質問して教えてもらおうと思っていました。
しかし、課長はとんでもない業務量を課せられているので気軽に話しかけられない状況でした。
ちょっとした話をするにも、7:30~8:30の業務前でしか会話ができませんでした。
始業後は、仕事の話を別の席でするため、席にいないか余裕のない顔でPCとにらめっこされていました。
そんな状況では気軽に質問をすることもできません。
まして、業務について教えてもらえる機会は当然ありませんでした。
自分が意欲を持っていても、教育担当と会話をすることがままならないのならば自学で生まれた分からないことを潰せないのでモヤモヤが尽きることはありませんでした。
そんな状況で教育を担ってくれたのは、20代で比較的歳の近い先輩でした。


気分によって先輩の対応が違う

私の実質的な教育担当となってくださった方ですが、
公私ともにお世話になって本当に尊敬している先輩の一人です。

ただ、教育という観点では私は彼を尊敬しきれませんでした。
その方は気分屋で、気分の良い時は良く質問にも答えてくれましたが、気分の悪い時には話しかけるなオーラが漂っていました。
そんな中でも、仕事の関係でどうしても話しかけないといけないときはあります。
そういうときに話しかけに行くと、「ごめん、ちょっと待って」と言われます。
大体は「ごめん、さっきの話なんだっけ?」と聞いていただけますが、たまにその後何も言っていただけないこともありました。
そんな時は自分から時宜をうかがって、「すみません~さん、今少々お時間宜しいでしょうか。」と再度話しかけに行かないとなりません。
課長も、先輩も、とても忙しいのは重々承知しています。
ただ、本当に自分が楽になりたいのならば自分と同じ水準で仕事のできる部下を早く育てて部下に仕事を振るのがいいんじゃないでしょうか。
そういう部下になってやろう、そんな気持ちが私にはありました。

ここで誤解のないように言いますが、会社という枠組みを除けば先輩方のことは大好きです。
ご飯をいつもおごってくれました。
自分のメンタルのことを気にかけてくれました。

本当に感謝してますし、大好きです。その気持ちに嘘はありません。
ただ、一緒に仕事をしていくと考えると私にはきつすぎた。
どこかで鬱になることは明白でした。
そういう背景が一つありました。


上席の圧を常に感じる

また、働く環境として厳しかったのは上席が常に会社にいることでした。
東京に本社があるので当然のことでした。
その上席は、とても厳しいことで有名な人でした。

実際、席に座って仕事をしているとき自分の直属の課長(自分の教育担当です)が公の面前で𠮟りつけられることもしばしばでした。
まぁ、コンプライアンス面から考えて他の社員がいる場所で誰かを叱りつけるのは完全にNGなのですが、それが許される会社です。

自分は下っ端も下っ端なので注目もされていないと思いますが、
そんな上席の監視下にずっといるのも辛いものです。

お分かりの通り、組織の空気も非常に悪かったです。
誰もが怒られないために仕事をしている。
お客様にバリューを提供するためにどうすれば良いかということがおざなりにされてしまう。
もう、私には限界でした。


環境を変えた

先輩方にはとてもお世話になりましたし、感謝の念が消えることはありません。
ただ、私には限界でした。

1年目の10月あたりから転職活動もしました。
結果、3社受けて全落ちでした。

そして、今働く地域を変えました。
現在、働いてみて1週間ほどですが本当に環境を変えて良かったと実感しています。
先輩は聞いたことに真摯に対応してくれますし、気分によって対応を変えることもありません。
拠点長も他の社員がいる場所で怒鳴りつけたりしません。

本当に今の環境に変えて良かったです。

この環境に甘んじて、仕事をさぼる人間に成長はありません。
働きやすい環境だからこそ、自分のやれることに集中します。
そして、結果を出し続けられる営業になりたいです。

そしたらいずれ、東京の組織の在り方を変革できるくらいの発言権を持った立場になれるかもしれない。

新しい環境でこれから、頑張りたいと思います。
勿論これから辛いこともあると思います。
ただ、東京で働き続けていた世界線よりは絶対に良い働き方ができる。

自分を律して、真剣にやります。

この一年私はキャリアについて考え転職しようとしていましたが、ひとまずはただ働く環境を変えたかったんだと思います。

転職はもちろん大きな行動ですが、異動を会社にかけ合ってみるのも立派な行動です。
何も行動しなければ環境は変えられません。

最後に

もしも、今の環境に吐き気を催している人がいるなら聞いてほしい。
絶対にあなたが働きやすい環境はある。
その環境を追い求めることを諦めないで。
社内でもいい。はたまた、社外でもいい。

自分が輝いて、お金をもらえる場所は絶対にあります。

これは何も仕事に限った話じゃない。
家出したっていい。
学校をやめたっていい。
大事なのは、それから自分の人生の責任を自分で持つということ。

だからこそ、自分の弱さに負けず頑張ろう。
一緒に頑張っていきましょう。

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます🙏

それでは、またお会いしましょう。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

今週の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?