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翻訳本ニュース

<「翻訳本」とは?>
自社の本を翻訳して海外で販売することを「輸出」と言い、このコーナーでは輸出した書籍・コミックを簡単に「翻訳本」と呼んでいます。
どんな翻訳本が出ているのか、日本語版とどんな違いがあるのかをご紹介しています。

■『カイニスの金の鳥(1)~(2)』 フランス語版

著:秦和生
翻訳タイトル:『L'Oiseau d'or de Kainis Tome1-2』
出版社:Editions Glenat(フランス)https://www.glenat.com/manga/series/loiseau-dor-de-kainis

<あらすじ>
19世紀イギリス、女性の立場が弱い時代。
牧師の娘・リアは幼いころから物語の世界を愛し、小説を書くことを好んできたが、周囲の男性に「女が小説なんて無理だ」と否定され続けてきた。
19になり、男性名「アラン」を名乗って投稿した作品が認められ、小説家としての道が開ける。
そして、男装に身を包み、出版社のあるロンドンへ単身向かうことで運命が動き出すのだが──


■『となりの妖怪さん(1)~(3)』 韓国語版

著:noho
翻訳タイトル:『이웃집요괴씨1-3』
出版社:대원씨아이(韓国)
https://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ItemId=285686373

<あらすじ>
妖怪と人と神様が、ふつうに暮らす田舎町の日常は、のんびりほのぼの、ときどき不思議。
ある夏、二十歳の長寿猫・ぶちおは、突如進化して猫又になる。
「自分が妖怪になった理由」を探して思い悩むぶちおは、化け狐の百合に、「化け学」を習いはじめるが…。
お山を守る脱力系カラス天狗・ジローと少女むーちゃん。
「天狗の仕事」を覗き見していた むーちゃんは、別人のようなジローの姿を目にする。
そんなとき、町には不吉を呼ぶ「鵺」が現れたと噂され──

Twitter発の「異類日常譚」、待望の書籍化。
第一巻では、ぶちおの新たな未来を描く「猫又ビギニング」をはじめ、
ここでしか読めない描き下ろし新作エピソードを30P以上収録。



■『現実逃避してたらボロボロになった話』 フランス語版

著:永田カビ
翻訳タイトル:『Boire pour fuir ma solitude』
出版社:Pika EDITION(フランス)
https://www.pika.fr/livre/boire-pour-fuir-ma-solitude-9782811668297

<あらすじ>
慢性的な生きづらさ、創作による苦しみから逃れるため、どんどん増えていく酒量。
ある日、耐えきれない腹痛におそわれ病院に行くと「アルコール性急性膵炎」と診断され即入院となる。
この本は、その入院生活と退院後・コミックエッセイを再度描くに至るまでを描いた実話である。



■『人馬(3)~(4)』 台湾版

著: 墨佳遼
翻訳タイトル:『人馬(3)~(4)』
出版社:台灣東販股份有限公司(台湾)https://www.tohan.com.tw/product.php?act=view&id=6789

<あらすじ>
この世界で生きる半人半獣の種族「人馬(じんば)」は、 数十年前まで「人間」の戦道具として自由を奪われてきた。 戦乱の世が終わり、現在ふたつの種族は助け合い共存している。 戦も人間も知らずに山奥で暮らしてきた少年人馬・谷風(たにかぜ)と、 かつての迫害を身をもって知る壮年人馬・権田(ごんた)が、 変わりゆく時代の中で、それぞれの生きる道を探していくのだが──


以上、翻訳本のご紹介でした!次回もお楽しみに!


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