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外出自粛をきっかけに通販について考えてみました。

こんにちは、デジタルコンテンツ部の工藤です。電子書籍を作ったり売ったりすることがメインの業務ですが、ひょんなことからこのイースト・プレス公式noteの運営を行うこととなり、右も左もわからないままバタバタと走り出してしまった中の人(?)の1人です。
公式noteでの企画的なものをヒアリングしている際にハマっているものの話になったのですが、みんなちゃんと色々あるんだな~と感心しつつ、ところでわたしがハマっているものって何?と自問したときに浮かんだのは、「通販……?」でした。それもハマっているというよりはこの頃の世間の動きに伴ってネット通販を利用することが増えているだけですが、勝手に最近の通販利用状況を振り返りつつ会社のみんなにも話を聞いてみました。

アンケートとってみました。

先の自粛期間で通販したものを振り返ると、在宅勤務のために購入した小さいダイニングセットから始まり、買い替えよう買い替えようと思いつつ先延ばしにしていたフライパンなどの家財道具。買いには行けないけどすぐに欲しい本やCD、Tシャツ。健康なのに病院に行くのがはばかられたためのコンタクトレンズなど。食料品は近所のスーパーで事足りていたため、スーパーではあまり扱いのないタイプのお酒をこの機会に!と、ポチってみた程度です。
もともとそんなに通販を積極的に利用していたわけではないので、上級者から見たらこの程度では利用した内にも入らないのでは……?と思い、社内の通販マスターを求めてアンケートを実施しました。


Q1.新型コロナウイルス感染拡大防止のための自粛期間中に通信販売を利用しましたか? 

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圧倒的です。

みんな、通販を利用している……! 

みんなが購入したものの割合はこんな感じです。

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その他の内訳は、家具や玩具、ペット用品など。
食料品と本・CD・DVDの割合が最も大きかったです。

その中でふと気になったのが、Uber Eatsや出前、電子書籍だったりストリーミングでの購入も通販という概念に含まれるのか否か。
聞いてみました。

Q2.Uber Eatsやネットオーダーの出前なんかも厳密に言えば通販に入ると思いますか?

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ふむふむ。この自粛期間中にはじめてUber Eatsを使ってみたという人も多いのではないかと思いますが、通販のひとつとして認識している人がやや多いですね。

Q3.電子書籍だったりストリーミング配信だったりデータの閲覧・視聴権利の購入も通販の一種だと思いますか?

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おお……。きれいに半々に分かれましたね。

ポイントとなるのは、“物“として存在するかどうかでしょうか。Uber Eatsや出前はいわゆる一般的な通販とは異なるビジネス形態ではありますが、“物“のやり取りが発生するため通販に入る意見が多い一方で、データの閲覧・視聴の権利は“物“のやり取りが発生しないために通販には含まれないという意見が増えたのではないでしょうか。
ひとつ具体的な意見として、アラカルト形式の都度購入であれば「通販」で月額制などのサブスクリプションサービスは「通販」には含まれないイメージ、というものもありました。

ちなみに消費者庁の特定商取引法ガイドをみると以下のように定義されています。


――――
通信販売
事業者が新聞、雑誌、インターネット等で広告し、郵便、電話等の通信手段により申込みを受ける取引のこと。「電話勧誘販売」に該当するものを除きます。
―――――
https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/mailorder/より引用。

広い。
概念としてはいずれも通販といえるものの、実際には個人個人でイメージが異なるようですね。

概念は置いておいて、この自粛期間中に電子書籍だったりストリーミング配信の需要が急激に増えたのではないかと期待したのですが、一概にはそうとも言えないようで……。電子書籍に携わるものとしては、これを機に電子書籍にも手を伸ばしてみてもらい、紙書籍と電子書籍それぞれの良さを実感してもらえるとうれしい限りです。
ちなみに個人的な振り返りとして、自粛期間中は電子書籍を存分に活用しつつ、紙書籍でしか存在しない本や“物体“として欲しい本はほとんど通販を利用して購入していました。

買ったものたちのエピソード

アンケートでは社員のみんなに買ったもののエピソードも聞いてみたので、ここで一部抜粋して紹介します。

・ゼロGクッション…自宅に長時間デスクワークに適した椅子がないので負担軽減のため。なかったら無理だったでしょう。
・外を出歩かず運動不足が不安だったので、一人でできる運動グッズ(縄跳び)を買いました。まさにコロナだからこその買い物だったと思います。
・在宅勤務中集中できるように、目隠し用に買ったフレームが届いたころには自粛期間が終わっていた。
・スタンディングデスク…在宅勤務には環境作りが大切と実感しました。最初の1週間はこたつ机で仕事したのですが腰の痛みがひどくすぐに机を買いました。
・ワイヤレスマウス…今まで自宅のMacBookにマウスがなかったので、この機会に購入。基本的にはリーズナブルだし電池の持ちがよく、よい製品でした。ただ、会社のマウスとスクロールホイール(名称を今調べました)の反応が真逆で、上下どっちに回せばどっちに動くか混乱しました。慣れても会社に来ると逆だし。
・予定していたライブが中止になり、完全に元気がなくなってしまったので、家をライブ会場にすべくプロジェクターとスクリーン、そしてハロプロのライブBlu-rayを購入しました。
プロジェクターとスクリーンはそこそこいい感じのものがすぐ手に入ったのですが、肝心のBlu-rayがどこも品切れで。
あまりに欲しかったので気合いが入りすぎたのか誤って同じBlu-ray(8,000円)を3点購入してしまい、捌くのに苦労しました。友人への譲渡などで事なきを得ました。
・推しているアイドルのライブがすべて中止になってしまったので、払い戻して、全額、オンライン販売でグッズ購入にあててしまいました。
・豊洲市場で行き場に困っていた海ぶどうを引き取ったが、大量すぎて期限内に食べ切れなかったのを悔やんでいます。

自粛期間ならではのものが多く、共感度が高いです。
心なしか悲しみをまとったエピソードが多かった気がします。

他にも気になるエピソードがありますので、またの機会に掘り下げてご紹介できればと思います。

番外編 私の場合

個人的なことになってしまいますが、私はお酒が大好きで、これまでは外で飲むことが多かったのですが、今年4~6月の自粛期間は当然家のみオンリーでした。
家では晩酌で缶ビールを飲む程度だったのですが、晩酌をはじめる時間も早くなったので缶ビールだと味気ない気がしてくるわけです。
そうなるとちょっとこだわったものが飲みたくなり、昨年フェス的なもので味を占めた請福酒造さんの泡盛、「ゆずシークヮーサー」と「直火請福」を通販で購入してみました。

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「ゆずシークヮーサー」は厳密に言うと泡盛ではなく泡盛仕込みのリキュールらしく、度数のわりには飲みやすくロックでぐいぐいいけちゃいます。

この「ゆずシークヮーサー」のロックに「直火請福」を加えてブーストする飲み方にハマってしまったのですが、原液に原液を加えているので下手したら某ストロング系より危ういかもしれません。そして、個人が勝手にやっていることなので、お試しされる方は自己責任で……。もちろん、それぞれを別個に楽しまれることは激しくお勧めいたします。

無駄に長くなってしまったのでこの辺にしておきます。

それでは、みなさまよき通販生活を。


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