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2022ベストアクトのようなもの(ではない)

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2022年お疲れ様でした。もはや紅白歌合戦が始まる時刻になっています。結局締切間際にならないと物を書けない病は治っていません。2022年なんてそんなものと切って捨ててしまうのは簡単ですが、1年を捨てるのはあまりにも大きすぎます。でも昔はそのような発想自体が出てこなかったので、良くも悪くも歳を取って1年の重みが薄れてしまったのかもしれません。
正直に言ってしまえば、上半期の熱量・達成できたことに対して下半期があまりにも萎んでしまった1年でした。9月に弾丸豊岡演劇祭旅行をして以降の記憶があまりありません。
2年続けて仕事環境が変化し裁量が一気に増えたこともあり、キャパシティオーバーを起こして心身不調に陥っていました。2023年はまず仕事を完遂させつつ、心身を回復させて余裕のある生活ができるようになりたいですね。

2022年こそ、世界と自分の思考をリンクすることができる年にしたいですね。

─2021ベストアクトのようなもの(ではない)

これについては6月の不定深度3200一人芝居三部作『真空に臨む』である程度達成できたように思います。個人的にはここ数年の拘泥を振り払うことのできた作品でした。ここしばらくの創作の中では一番好きです。映像販売しているのでよければ是非。

ただ、その頃からゆっくり考え続けていたことは何も実践できませんでした。
来年からは、都市の解像度、それも東京と呼ばれる都市の集合体の、一つ一つの都市の話を腰を据えて書きたいと思っています。よろしくお願いします。

そう、今年も自身のキャパシティのこともあってあまり芝居を観ることができませんでした。コロナになってから毎年書いているのですが、ここにきて深刻なインプット量の低下とそれに伴う生活も含めた体温の低下に悩まされています。
来年は演劇関係でひとつ、とある大事な仕事を手伝うことになったので、それに向けて自身の主体性や体温を回復させ、創作者として戦える身体を取り戻さなければなりません。
この3年は短いようでとても長い期間でした。近くから見てきた団体は解散したり活動形態を変更したりしてきました。ひっそり活動を止めてしまった方もいるように感じます。
それでも、細々とでも僕は創作を続けていこうと思います。面白い企画を、面白い作品を創り上げていきたいですね。

さて、今年のベストアクトですが、あまり観ていないという前置きをした上で、

・東京芸術祭2022 芸劇オータムセレクション『となり街の知らない踊り子』
・しあわせ学級崩壊『リーディング短編集#2』

を挙げます。前者は初演時から続くMy best everで、今年また観ることができ、自身の現在地を確認することができたのがとても嬉しかったです。大好き。
後者は大学の先輩が立ち上げ、自身が選ばなかったロールモデルとして、ずっと観察していた団体の解散公演でした。
ある意味、僕の人生に少し影響を及ぼした2作ですね。

来年の抱負なんて語ると鬼が窓から覗いてきそうなのでこの辺りでやめにしましょう。フットワーク軽く、様々なものを観て生活スタイルを確立させたい!

以上、終了!

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