2021ベストアクトのようなもの(ではない)

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2021年お疲れ様でした。年が経つにつれ体感時間が早くなるとは一般論としてよく言われますが、今年ほどそれを実感したことはありません。確か認知心理学でそのような論文があったはずなので読んでみると良いと思います。僕はもう記憶にありません。

2021年といっても、世間的な潮流を自分ごとに感じたことがあまりない一年でした。東京オリンピックはテレビで見る普通のオリンピックと何ら違いはありませんでした。自分の生活などで忙殺されていたように感じます。2022年こそ、世界と自分の思考をリンクすることができる年にしたいですね。

昨年から続いて、今年もあまり芝居を観ることができていません。
というのも、コロナ禍に加えて私自身が社会人になったということもあり、観劇する精神的な余裕を確保できることが少なくなったからです。「来年途中からは気兼ねなく劇場に行けるようになりたいですね。」と去年言いましたが、それは叶いませんでした。
それともう一つ。個人的には以下ツイートのような感情を抱いてしまったことで、劇場への足が遠のいたということもあります。これは本当に難しい話なのですが、これから表現活動をするにあたりやはり避けては通れないのではないかと思いますし、今年不定深度3200で創った2本はともにこれを解決するため尽力したものです。劇場で上演されるものが意図せずともただの観客の現実逃避ではいけないと思っています。そして、今は上記に加担してしまっているものが多いのではないかとも思っています。もし来年以降、いわゆるコロナ禍前の生活のあり方に戻ったとしても、我々は考え続ける必要があると思います。


そういえば、不定深度3200第10回公演『朱く飾って』にご来場いただいた皆様、このような環境の中誠にありがとうございました。公演映像はもうすぐ販売予定です。もう少々お待ちください。また、これからの情報公開についてももう少しお待ちいただければ幸いです。不定深度3200、活動形態の変化も含めてまた発信していきたいと思います。

さて。
今年は
ロロ『ほつれる水面で縫われたぐるみ/とぶ』
うさぎストライプ『みんなしねばいいのにⅡ』
melomys『present』
の三本を挙げたいと思います。それほど観劇できたわけではないのですが。

来年以降はまた、自分の余裕を作って観劇に出向きたいと思います。来年こそ、強烈な刺激を与える、また創作意欲をかきたてるような芝居に、たくさん出会いたいと思っています。不定深度3200でもそのような作品を創れると良いですね。

終わり!来年こそトップ10で発表したい!

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