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コカ・コーラ ボトラーズジャパン、西日本豪雨で浸水被害受けた広島・三原の大型自動倉庫が再稼働

CCBJが豪雨による被害で停止していた広島にある大規模自動倉庫を再稼働させました。

保管の効率化や長期的な人的労働力の不足の解消を目的として自動倉庫の導入は今後進んでいくでしょう。

ただし、自動倉庫の弱点は災害や停電、機材の故障が発生した際に稼働が止まってしまい出荷作業ができないリスクがあります。

これが自動倉庫も含めたロボティクスの大きな弱点だと思います。

自家発電や人手で対応するといった事は当然盛り込まれるのでしょうが、それでも限界はあるものです。

また、自動倉庫は設備投資であるため、成長基調にある企業であれば先行投資として意思決定しやすいですが、成熟産業にあり今後縮小が見込まれる市場で戦っている企業は意思決定が難しいと思われます。

”成長のため"の投資と”維持のため"の投資は性質が全く異なり、後者の意思決定がされた事例はあまり聞いたことはないです。

経営者であれば”維持のため"の投資をするくらいなら、新規事業へ投資したいですよね。

こういった意思決定をするためには、物流だけの視点ではなく事業全体の視点で意思決定を促していく必要があります。

経営者の視点を意識して投資の判断をする習慣が重要です。

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