自然界へのお返し
1996年にアロマセラピストとして仕事をはじめてから今に至るまで、一連の修行だったように思う。26年も修行したら、もう次に行って良いだろう。12年は東京で、2年は東京郊外の里山で、12年は今住んでいる山の中で。こうして書いてみると、なかなか良いバランスだ。
ずっと自分の中で思っていたことを形にしてみたい。
・ひとりひとりが自分らしく生きる(そうすると世界も調和する)
・その人に必要な癒しは、ひとりひとり違う。パターン化できない。どの療法にも長所と短所があるので、ホリスティックな視点でその人に必要なものを選択する必要がある。
・人に施されるのではなく、自分で気づいていくことが大事。
・自分でいかようにもしがたい時には人の手を借りたほうが良い。新しい視点がみつかり突破口ができる。
・植物は単なる物質ではなく、魂的なものをもつ。人間も肉体だけの存在ではない。
・エネルギーを捉える視点、感覚が必要。
・植物を採取しなくても、植物の力を癒しに使うことができる。
ハーバルタロットの翻訳をしたり、アロマテラピー占星学の本を書いたのも、根底には「植物の見えない力を伝えたい」という深い欲求があった。
思えば、アロマを学び始めた時から、それを探求したかったのかもしれない。しかし、それを探求するすべも、それを伝える術も、当時はなくて、直観的にそうではないかという確信があっただけだった。
結局、魂やエネルギーの世界は怪しげな講座などは避けたかったので、学ぶことが一番最後になった。2015年から学び始めたエソテリック・ヒーリングがそれ。ここには、すべて私が知りたかったことがつまっていたので、そこに出会えたのはラッキーだったし、一生学ぶものを得られたことが、とてもありがたく思っている。それは、これからも学び続ける。
26年に渡る修行を経て辿り着いた地点について、言語化するのがなかなか難しく、新たなるエネルギーを感じつつ、言語化する前に、そのエネルギーに焦点を合わせて瞑想している。
そこで浮かんできた言葉のひとつが、
・自然界と人間の魂をつなぐ
ということだ。
その次に出てきた言葉が、
・人間が忘れてしまった自然界とのつながりかた、または母なる地球、大地とのつながり方を取り戻すためのサポートをする
ということ。
それが人間にとってもプラスであるけれど、なにより、自然界へのお返しとなればと思っている。
それをするためのスピリットヘルパーがおそらくあったほうが良いのではないかと思う。スピリットヘルパーを探しに行ってみよう。