初級編 壁面にクラッシュタイルを貼ろう
みなさんこんにちは!日本アースバッグ協会のごっとんです。
初級編となりますが、汎用性が高く、一度覚えてしまえばブロック塀にモザイクタイルを貼ったり、ちょっとした看板を作ったりと人目の惹く家となること間違いなし!
色褪せることなく半永久的に持つので、基本をしっかりおさえて進みましょう。
タイルボンドで貼ればより簡単ですが、より実用性があり、プロでも通用するセメントのボンド”圧着セメント”から作るレシピになるのでこの機会に是非覚えて下さい。
因みにこの技術だけでも仕事で稼げます。
センスがよければ趣味だけでなく、生業にもできてしまいます。
仕事として覚えたい方は中級編〜上級編までマスターして下さいね! ‥記事はもう少し先になりそうですが^^;
日本に多くのモザイクアートが普及することを願っています🔥
では、モザイクタイルの基本中の基本。
"モルタルの外壁"に"圧着材"でタイルを貼っていきましょう!
まずは完成品から見てみましょう。
今回の技術で施工できる内容は塀のモザイクアートや看板アートなどで応用できます。
※水を吸うメキシカンタイルや素焼き等のタイルは、寒冷地の屋外では釉薬が剥離してしまう可能性があり、あまりオススメできません。
所要時間 2日間ほど・・・材料や道具の買い出しは含まない
使用場所 ブロック塀、コンクリート壁、モルタル壁
難易度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★★★
STEP1 タイルの事前情報について復習をしよう
今回の下地は「アースバッグ」ですが、基本的にコンクリートやモルタルと考えてOKです。(外壁にモルタルが施工してあります。)
ですから、
・モルタルやコンクリートに対しては「モルタル圧着材」
・貼る場所「外壁」
という条件で、モザイクタイルの貼り方を紹介していきます。
前回と前々回の記事で"タイルが貼れる下地"と"タイルの入手先、種類"について詳しく説明してるので、まだチェックしてない方は読んでみて下さい!
STEP2 タイル貼りの道具と材料を用意しよう
必要な材料や道具は大型ホームセンターか建材屋で揃います。
A ‥圧着セメントの材料と道具表
B ‥タイルの目地を作るときに必要な材料表
C ‥タイルの目地を入れる時に必要な道具表
※油性マジックや鉛筆など、どこにでもある材料、道具は省略しています。
STEP3 タイルを貼る準備(Aの道具と材料)
・ 下地の掃除をし、下書きをする
まずは壁面に貼りたいデザインをマジックや鉛筆などで描いていきます。
モザイクタイルは事前にイメージを持つと迷う事なく貼り進めることができます。
完成イメージを描いてみたり、マジックや鉛筆などで貼る場所に"何色のタイル"を"どんなライン"で貼っていくのか描いておきましょう。
次は貼る場所に埃や砂などが付着していると、塗った接着剤ごと剥がれ落ちる可能性がありますので、ブラシなどできちんと汚れやゴミを取り除きましょう。
・下地とタイルをしっかり濡らす
下地に水を掛けてしっかり濡らしておきます。
水が掛けられないところはハイフレックスを塗布しましょう。
ハイフレックスとは・・・土木や建築工事御用達の建材で、単純に言うと木工用ボンドを薄めたようなものです。
素焼きのタイル(メキシカンタイルやテラコッタタイル)やコンクリートは「水分を吸いこむ」性質があります。
水を事前に含ませておかないと圧着セメントが急激に水気を奪われてタイルとの吸着力が落ちてしまいます。
※因みにセラミック製のタイルは水を吸わないので水に漬け込む必要はありません。
素焼きタイルはブクブクと音をたてて水を吸います。泡がなくなるまで放置しましょう。
・圧着セメントを練る
Aの道具と材料を用意しましょう
【工程】
1、バケツに水を少量入れる
2、比率はセメントを5に対して珪砂を1の割合でバケツに入れる。(だいたいでOK)
※セメントの量はバケツの1/4以下の量にして圧着材を作りすぎない事。
1時間程度で塗り切れる量を作ろう。じわじわと固まってしまいます。
3、hiメトローズを少量入れてレンガごてかき混ぜる。(セメント1袋25kgに対してhiメトローズ1袋45gの比率)
4、粘り気がちょうど良くなるまで水気を調節する。
水は少しずつ足しましょう!
粘り気が残っている程度までまぜたら完成です!
STEP4 タイルを貼ろう(Bの道具と材料)
お待たせしました!
いよいよタイルをかっこよく、かわいく、貼っていきましょう!
・タイルを割っちゃおう
【工程】
1、板にタイルを置いて、その上でハンマーやクイキリで割る
2、適当に割ってランダムなピースを作る
3、クイキリ(タイルニッパー)を使えばで欲しい形状のタイルを作ることができます。
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