プール、お風呂、サウナ
上京初日。入居は明日から。
ということでこの日はどこかへ泊まらなくてはいけなかった。
これからは割と切り詰めて過ごすことを考え、
カードのポイントで1泊しようと今回はシェラトン都ホテル東京がちょうど行けそうだったためセレクト。
一人で泊まるのも勿体無かったので友人を誘って。
ホテルで部屋飲みしながら星とか恋愛話なんていかにも女子会らしい一夜を過ごした。
友『プール無料で行けるんだって。行ってみたら?』
マリオットボンヴォイ会員は無料で利用できるサービスらしい。
それを聞いて『プールかー。』くらいにしか流してなかった私。
翌日、朝目覚めたら『庭園の散歩行ってくる』
そういう友人。
この友人が私といる時、“ここに行く〜”と気軽に話している時、なんとなく私も行った方がいいと思う時が重なるのです。
※基本的に連れ◯ョンとかは断る派でしたw
そーゆーのじゃないなという空気感のやつね。
だから今回もついて行ってみた。
そしたら何が現れたかと。
ホテルの庭園ですよ?
そこに現れたのは富士塚。
そしてお地蔵様が何体か。
そして木でできた鳥居。
なんなんwww
思わずツッコミを入れてしまうぐらい。
そしてそのあと帰り際、
『ここからプール行けるんだね』
そんなようなことを言い、友人は仕事のため先にホテルを後にした。
時刻はまだ8時?14時のレイトチェックアウトまでかなりの時間がある。
あの友人のひと言。
行ってみるか。
そう決めた私はどれぐらいぶりのプールだっただろう?
ひょっとすると十年ぐらいぶりなんじゃないかというプールに入った。
ちゃぷんとつかり、プールの壁をキックする。
“あ、思い出した。この感覚、”
仰向けで全体重を水に委ねる。
水面から出ているのは顔だけ。
耳まで水で覆われる。
水の中特有の音が聞こえる。
ゴーグルがなかったから背面で
ゆったりゆったり25mを2,3往復。
“たゆたう”
その言葉のそれそのまま。
思う存分体感を味わう
まどろむ。
溶け込む。
無いようであるその境界線を楽しむ。
昔、潜ってただ水の中で無であることを息の続く限り味わうのが好きだった。
いい疲労感を感じながら、浴場へ。
そこにあるサウナもちょっとだけ入ってみる。
なんだか
プール→浴場→サウナなんて完璧な整えフルコンボ的な感じ。
これから始まるTOKYO生活に向けた初日には最高なんではないだろうかなんて思った上京初日なのでした。
プールはまじでいいわ。
定期的に行きたいなーって思った。
きっと行くまでは気だるいんだろうけど、行くと深いところまでいく。
水着を着るのが嫌で離れてたところもあるけど少し痩せたし、空いてたところだったから気も進んだ。
水のエレメントにはもってこいなのではないでしょうか?
普段の日常では人との関わり合いで境界線がなくなりやすい分、“無”であるものと境界線を無くすというのは入ってくるものに摩擦がないから心地いいのかもしれない。
そんな風に感じました。
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