無有 18 あなたのおわり
あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか
オリオンの綱を解くことができるか
旧約聖書「ヨブ記」第三十八章第三十一節より
初めに地球を眺める科学者(創造主)になってもらいました。科学者は実験や研究結果を常に記録します。今度はその創造主(科学者)のしていることを眺めてみます。それが源(ソース)の視点です。源にはすべての情報(データ)が送られています。この源とは宇宙の源、【はじまりのすべて】わたしたちのソース。源の視点になれるという事はつまり私たちは源(ソース)と繋がっているということです。
宇宙空間のほとんどを満たしている暗黒物質(ダークマター)は 源の意識であり、私たちが体験した数えきれない情報なのではないかなと思っています。この世に存在するものは全て源の欠片であり、水には宇宙のはじまりからの全ての情報が刻まれています。
わたしたちのDNAにも30億年の歴史が刻まれていると言われています。空気中にも水は存在し、私たちが呼吸をするたび体へと、源の情報が流れてきて、私たちの情報が空気中に溶け込みます。存在するすべての情報が空気中に漂っているのです。情報はフォトンを介して伝わります。フォトンは量子。有像無像のこの世の全てを生み出す種だと考えています。私たち人間は フォトンを使い思い思いの世界を創る(起ち上げる)遊びをしている存在なのではないでしょうか。
呼吸は酸素と二酸化炭素のやり取りだけでなく、情報とエネルギーの循環、つまり、自分と源(ソース)とのコミュニケーションだと思ったら嬉しくないですか。生まれたときから自然にしている呼吸が実は源とのコミュニケーションだったなんて。
そして今がまさに創造主の言っていた【いつか】です。叡智へと繋がるコードが再現され分離が終わります。
この本は 出来ない言い訳ばかりしたり、人と比べて落ち込んで、すぐに諦めてしまう自分に贈りたいと思って作りました。物語はいくつかの過去世のイメージをもとに書いています。私は人を殺めてもいますし殺されてもいます。支配もしましたし、支配されることも体験しました。魂の体験は地球上だけではなく、宇宙に浮かぶ星々で、それこそ思い出したくもないようなことも、夢のような素晴らしいことも様々体験し、たくさんの行為(カルマ)と命を繰り返してきたのだと思います。それでも今 こうしてここにいるということは きっと地球での体験が本当に楽しいからなんだろうなと感じています。
地球上に発生した生命体は 互いを取り込み融合することで共存し、進化していきました。人の細胞の中にミトコンドリアなどの単細胞生物が住み、細胞の数よりも多い微生物が体内外に共生しているのはその名残です。
人は創造主から遺伝情報を分け与えられ創られました。その情報は進化の過程でのストレスや、次元の下降による影響や、気候変動などにより傷つき欠けていきました。欠けた情報はどこに行ったのでしょうか?宇宙の原則として情報は消滅しません。欠けた遺伝子情報は空気中や水の中に溶け込んでいました。私たちのRNA情報を持つ存在、それがウイルスです。人類は欠けた自分のパーツを必要なタイミングで取り戻しているのです。これはあくまで私が信じていることなので私が見ている世界での説になります。
私たちには すべての行為に全面的な責任を負わなくてはならないという輪廻の理(カルマの法則)のもとに 自由意志が与えられています。この物語を書いているうちに 輪廻によるカルマの法則は宇宙の愛だなと思いました。罪を犯しても、必ずどこかで自分に還ってくる。やりっぱなしにはならない。必ず償う機会をもらえるという事。善い行いをしたら善いことも返ってきます。
数多の時空を旅してきた魂のその旅に比べたら目の前の問題など大したことないなって思って、今まで否定していたこと、認められなかったこと、あり得ないと思っていたこと、無理だと思っていたことをこの人生に加えてみようと思いました。
ウイルスも、薬も、マスコミも、政治も、悪事も、嫌いな自分も、人工的な食べ物も、悪い癖も、病気も、事故も、戦争も、あたらしい世界を創造できる未来も、地球が滅びてしまう未来も、思いつく限りのすべて、酸いも甘いもぜーんぶ自分の内側に吸い込んでその中から観たいものだけを見ればいい。自分には宇宙ごと受け入れる器があり、何が起きても大丈夫だと信頼し、自分の見たい世界を目の前に展開していく。すべてを受け入れるということは無限の可能性があるということで、これが宇宙を信頼することなんじゃないかと思いました。出来るか出来ないかも自由だし、やるかやらないかも全部自由!未来を選択しなくていいから結果もどうでも良くなっちゃう。わたしは日々のことをすぐに忘れてしまいます。よくないことだと落ち込んでいましたが、いつからでもまた人生を楽しめるからお得だなと思い始めています。
最後に この物語を最後まで読んでくださった皆様に 最高の感謝とloveを贈ります。
【参考文献】
旧約聖書
エメラルド・タブレット トート
プリズム・オブ・リラ リサ・ロイヤル
あたらしい世界 優花 ゼウ氏
星の守人 ケプリ夫人
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