見出し画像

ニュースの断片から

 Amazonブラックフライデー? で色々なものが安かったですよね。人に貰って使っていたイヤホンがめでたく壊れたので、ワイヤレスイヤホンを買った。他にも漫画とかCDとかを「なるべくまとめて配送」にして注文したのに、結局三個口で来た。Amazonのこれ、どうにかならないんだろうか。特にCDと本を一緒に注文すると、倉庫が違うのかセクションが違うのか、大抵別便で来るのだけれど。

 そんなことを思っていたら、ニュースで物流危機の問題を取り上げていた。トラックドライバーは、睡眠時間2・3時間が一か月続くなど、苛酷な労働環境である。ドライバーの連続勤務時間の上限や、休憩時間などのルールは設けられているものの、荷主側の規制は行われていないので、このルールは有名無実化している。ドライバーは勤務記録のレコードを機械から抜けと会社から指示されたり、本来は別料金が支払われるべき荷上げや荷下ろしを無料でこなしたりしている。 

 AmazonのようなBtoCの配送が増えているのももちろんあるが、BtoBの配送にも問題が多いということだった。

 規制緩和で配送業者自体は増えたが、増えたせいで過当な競争が進んでいるという。規制緩和はよいことのように言われるが、規制緩和によって、規制を守れない会社まで業界に参入することになる。そのツケを払うのは、労働者だ。

 そもそも、配送のあるべき姿というのが、日本は厳しすぎるのではないか。たとえばスーパーが追加発注をすると翌日に着くようになっているが、本当に翌日に着く必要があるのだろうか。まだ店頭に数本ケチャップが残っているのに、明日届く必要が。発注ボタンを押せば翌日に着くということが当たり前になっているのは、私達の何かを損なっているのではないかということを思った。


 普段、ニュースで思ったことをメモにしたりnoteの下書きにしたためておいたりしているのだけれど、たまには記事にしてみるといいのかなと思って。

サポートいただけたら飛んで喜びます。本を買ったり講習に参加したりするのに使わせて頂きます。