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続 頭も首も体もひとつしかないけれど

 この記事で、「千手観音みたいになりてえなあ」という話をしたのだけれど、その熱はまだまだ続いていて、仕事が少しだけピークアウトしたのをいいことにせっせと手を動かしていた。

 まずはニット作品である。ニットのワンピースやスカートばかり作っていたら、「合わせるシャツがない」と文句を言われたので、シャツも作った。最近はいい時代で、ネットを漁れば人形の洋服の型紙や作り方を親切に教えてくれる記事や動画がいくらでも手に入る。

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 ……しかし、それを「いい時代」と言っていいのかは分からないけれど。この子の分はサロペットスカートは要らないと言われたので一点足りない。

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 これは本にあったレシピをアレンジしたキャミソールワンピース。百均で買った合皮と人間用のネックレスを切って作ったショルダーバックも作ったYO!

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 そして……集大成がこれ! 

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 着物である。お高い生地のように見えるかもしれないが、全部セリアの端切れである。同じ柄が二枚必要なので、近隣のセリアを回ったよ……。

 私は手芸がまあまあ好きだが、縫い物はさほど得意ではない。布に型を写して裁断して縫い代を取ってミシンを使って……というプロセスのそれぞれに苦手ポイントがある。イラチなのできっちり丁寧にこなすことができないのだ。世間一般からすれば得意な部類なのかもしれない。「苦手だったら、ふつう人形の着物は作らねーよ」といわれるとそうなんだけど。だからまあ、着物が出来上がった時はかなり達成感があった。

 ちなみに、前記事にも載せたニットワンピースと着物は、姪二人にも作った。これまでポケットバックとかこまごまとした小物は、私が作りたいからという理由で無料で渡してきたが、今回はさすがに払うよ、と妹に言われたので、材料費+αをいただいた。これをメル〇リとかミ〇ネとかでも売ればいいのでは?と思ったけれど、他人様に売るなら、生地の色と縫い糸の色を合わせたり、全ての端にほつれ止め液を塗るか端ミシンをかけるかしたりしなければならないだろうなあと思うとやっかいなので、やっぱり自分の楽しみの範囲でと思う。

 とりあえず、生存報告を兼ねて記事を書き残しておく。


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