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すこしずつ

たかが、ことば。されど、ことば。
たまたま目にしたことばに、勇気づけられ、動く私。

1年以上前にnoteの1ページ目を書いた。だれかが読んでくださって、いいねをくれた。うれしくなった。でも、じゃあ、もっとよいのを書かないと、と、肩に力が入った。次のが書けなくなった。
それから、1年3か月がたった。

昨日は、家に帰れない事態になった。
家のカギをもって出るのを忘れたのだ。家族が帰ってくるまで家へ入れない。うちにはお腹をすかせた犬がいる。動かない鉄のドアがうらめしくなる。カギを閉め忘れている部屋の窓から入ろうかと、窓の鉄格子を握ってみるが、動かない(当たり前か)。仕方がない。あきらめて、バスで駅近くの図書館に行き、そこで本を読みながら、家族の到着を待つことにした。

その図書館で手にしたのが、

「日本ほめる達人協会」、略して「ほめ達」の第一人者、西村貴好さんが書いた本。Facebookでたまたま「ほめ達認定講師」という自己紹介をしている人がいることを知って、「ほめ達」って何?と思い、図書館で予約していたのだ。

自己啓発の本かなあ、、と心の中で警戒しながら読んでいったのだが、一気に読み終え、そして今日、私の行動に変化が生まれている。う~む。読ませる・そしてアクションをおこさせる本だった。

「たかがことば・されどことば」である。

そこに書かれてあったのは、「継続のための三つのポイント」。
「分解して」、「やれるところまで」、「やってみる」

たとえば、という例で、「ブログを書くということに挑戦。できれば毎日書くことに挑戦したい」(p.90)なら、どうすればいいかが書いてあった。

ブログを書くために、
まず、パソコンを開いて、ネットにつなぐ。そして、記事を書くページに移動します。

それから、「とりあえずキーボードを叩く」のです。「そして、どうしても書く内容が思い浮かばなければ、その通りに書けばいいのです。」と。(p.91)

西村さんはこのようなやり方でもう6年以上毎日ブログを更新し続けていると。最初は上手く書けなくてもいい。トレーニングとして続けていると、100回に1回ほどは、自分でもいい内容が書けたなという日も出てくると。

トレーニングだと思って・・・!。

そうか、公の場でトレーニングさせてもらっていると思えばよいのか。

そして、「量稽古」と「三年先の稽古」のすすめ。
まずは何も考えずに、徹底的に多くの回数をする。そして、「三年先の稽古」(結果が見えない中でも努力をやめないこと)。

最後、この本はつぎのようなエールで締めくくられていました。

「あなた」があきらめない限り、あなたは、さらに素敵な人に成長し続けます。そして、「わたしたち」があきらめない限り、この世の中、世界はさらに素敵なものになって「あなた」が「あなた」をあきらめない限り。世界は「あなた」の言葉で輝き続けます。さあ、「あなた」の言葉、表情、仕草で、この世界を輝かせていきましょう。もちろん、私もお供いたします。

西村貴好『ほめ上手だから上手くいくー「ほめられない」を魅力に変える方法』(ユサブル 2019) p.203-204

私も、そういうことばを人にかけられる人になりたい~。
トレーニングをはじめよう。そう思って、今日は書いてみました。
がんばるぞ~!

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