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待つ

今日は庭からほのかに可憐な甘い香りが漂っていた。

金木犀の蕾は色づいて膨らみ今にも咲きそうだ。

ついに明日には咲くだろうか。

長男が明日から林間学校に行く。

長男の鼻歌も帰宅後の話題も林間学校のこと。

待ち遠しいようで
明日の朝は5時に起きる
と張り切っていつもより1時間早く就寝した。

明後日は長女の部活動の大会だ。

明日選手発表らしく部活動の話をたくさんしてくれた。

明後日は四女の幼稚園の運動会の日でもある。

「ママ絶対見にきてね」と言ってリビングにて走る素振りをして見せてくれた。

明日は私の誕生日だ。
明日になってほしいようで、明日になってほしくない。

今日が誕生日前最後の一日と思うと
今日一日は一瞬一瞬が眩しく愛しく感じた。

長男が学校に行くと同時に、
一緒にゴミを出しに行って

長男が見えなくなるまで
全速力で走る後ろ姿を見送った。

生後10ヶ月の次男が私から離れて
初対面の同年代の子どもたちと
楽しそうに遊んでいた。

三女がわたしの作ったスコーンを食べながら
「なぜ舌にのせないと味がわからないの?」
と聞くので
人体の絵本を用いて説明した。

三女四女と
沈みかけた夕陽を見に行って
オシロイバナとその種を摘んだ。

川遊びをしてきた次女を迎えに行ったら
とっぷりと日が暮れて真っ暗な中
友達たちと滑り台で遊んでいて

一緒に行った三女四女も混ざって遊んでいた。

長男が100個の餃子を手際よく包んでくれた。
しかも大人が包んだものと見紛うほど綺麗に。

長女が帰宅後私の作ったご飯とおやつを
美味しい美味しいと言ってたらふく食べて
満足そうだった。

楽しみな日を待つのはいい。

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