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【VALORANT】VCJ Split1のデータから見る各マップのエージェントピック率

こんにちは。VCJ split1がFENNELの優勝で幕を閉じ数日が経とうとしています。昨年までとは形式も異なり、Main Stageではリーグ制が導入されるなど、より競技性の高い大会で個人的に観ていてとても面白かったです。

執筆時点では昨日からsplit2のOQが始まっているのですが、今回はsplit1のエージェントピック率についてまとめたので、そちらについて紹介したいと思います。

TwitterでもVALORANTの分析結果を載せています。フォローよろしくお願いします。また他の記事も併せて読んでみてください。

各マップのエージェントピック率

先日このようなツイートをしました。

このツイートをもう少し深掘りしてみたいと思います。

アセント

アセントはKAY/Oが最高ピック率を記録しており、90.41% となりました。かつてはスカイを入れた構成が流行していたり、最近だとLOUDがヴァイパーと合わせてスカイを入れた構成を披露していましたが、全体で見ると現在のメタ構成は画像の上位5エージェントから成る構成に成ると言えます。

アセントの特徴としては、上位5エージェントまでのピック率が70%以上であり、6位のフェイドのピック率が28.08%であることから、かなり固まりきった構成であることです。ゲッコーの登場がこの固まりきったメタを壊すことができるのか今後に注目です。

ヘイブン

ヘイブンはキルジョイが最高ピック率90.13%を記録しています。キルジョイはアセント、ヘイブンをはじめ多くのマップで高いピック率を記録しており、現環境では最強エージェントの1人であると言えます。そのため近い未来来るであろうキルジョイのナーフがこのピック率に影響を与えることが予想されます。

またヘイブンもアセントほどではないもののメタ構成が固まっているマップになります。6位のフェイドのピック率は28.29%であり5位のソーヴァと20%以上の差があります。以前まではチェンバーやフェイドを取り入れた構成が多く見られましたが、良くも悪くも古い構成に戻っているのが現環境です。

スプリット

今大会からマッププールに戻ってきたスプリットですが、最高ピック率はレイズで87.5%を記録しています。

マップに変更が加わったことによる影響としてはオーメンのピック率が低下したことが挙げられます。そこに代わってアストラがピック率を大きく上げる結果となりました。しかし今大会ではそもそもスプリットのピック率があまり高くなく今後ピック率が大きく変化する可能性があるマップとなっています。

アイスボックス

アイスボックスの最高ピック率はソーヴァで97.44%となりました。これは全体を通しても最高のピック率(タイ)でアイスボックスの構成にはほぼ確実にソーヴァが入っていることがわかります。

アイスボックスもアセントと同様に構成が固まっているマップの一つです。しかし先日のVCT LOCK//INではハーバーを取り入れた構成が多く見られました。実は日本でもハーバーが6.41%と少なくはありますがピックされており、今後構成の幅が広がることが期待できます。

フラクチャー

フラクチャーはブリーチが最高ピック率86.90%を記録。2位以降は70%を下回っており、数少ない構成に多様性のあるマップになっています。最近だとKAY/O (29.76%)やフェイド(27.38%)、オーメン(20.24%)などのエージェントが採用されることもあり、今後もしばらくは色々な構成が見れるマップになりそうです。

パール

パールではアストラが最高ピック率97.44%を記録。これはアイスボックスのソーヴァと同じ全体でもトップのピック率になっています。また2位3位もアイスボックスと同様に90%を超えていることなどから、パールの構成は固まりきっていると言えます。LOCK//INではハーバーを入れた構成があったことや新エージェントゲッコーの登場によりsplit2では構成に変更があるのでしょうか。

ロータス

最後に見ていくのは新マップロータス、新マップにしては珍しく今大会でも多くプレイされていたイメージがあります。そんなロータスで最もピック率が高かったのは2エージェントいて、オーメンとブリーチで87.50%となりました。(ブリーチは2位になっていますがミスです)
特徴としては5位に4エージェントが並んでおり、まだ構成は固まっていないことを示しています。また1位から4位のエージェントも今後大きくピック率が変わる可能性があり、今後も色々な構成を見れる面白いマップになるのではないかと考えています。

おわりに

今回はVCJ split1における各マップのエージェントピック率について紹介しました。この他にもVALORANTの分析記事を書いているのでぜひそちらも読んでみてください。

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