【試合評】新生コボスタ初の雨中戦は、リリーフ陣を救う恵みの雨に~2016年4月21日 楽天-オリックス〔降雨ノーゲーム〕

新生コボスタ初の雨中戦

昨夜は4時間37分の戦いを主将の一撃で制した楽天。最下位転落阻止と連敗トンネル脱出に成功した勢いを駆り、今夜は勝率5割へ連勝。そのような展開といきたかったが、全国的な雨模様に仙台地方も飲み込まれた。

プレーボールから雨中のコボスタ。新しく生まれ変わってからの雨中ゲームは本戦が初。結局、3回裏1死、19時8分に試合中断。19時38分にノーゲームが宣告されている。

※画像のとおり、今季からブルーシートではなくクリムゾンレッド色の特性防水シートになった。(いいね!)

両軍のスタメン

オリックス=1番・駿太(中)、2番・西野(二)、3番・糸井(右)、4番・モレル(一)、5番・小谷野(三)、6番・吉田正(左)、7番・ボグセビック(指)、8番・安達(遊)、9番・若月(捕)、先発・山崎福(左投)

楽天=1番・福田(中)、2番・島内(右)、3番・銀次(一)、4番・ウィーラー(左)、5番・松井稼(指)、6番・茂木(遊)、7番・中川(三)、8番・後藤(二)、9番・嶋(捕)、先発・レイ(右投)

両軍4番打者の豪砲共演でスタート

試合前の両軍打撃練習は室内。プレーボール45分前に振り出した雨は試合開始後、みるみる雨足が強くなった。3回裏が始まったときには、パリーグTVの画面には、まるで漫画に出てくる縦線の雨筋が数えきれないほど描かれていた。

そんな大雨の影響も大きかったのだろう。楽天のケニー・レイ、オリックスの山崎福也、両軍先発はお互いにピリッとしなかった。

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