【2023展望】 開幕前の支配下切符。誰が鷲掴む?楽天の育成選手たち
育成→支配下は開幕前こそ最大チャンス
2/1の春季キャンプ目前に控えたタイミングで、楽天の育成選手の状況を確認してみたい。
1/26現在、イーグルスの陣容は総勢82人。内訳は支配下67人、育成15人となっており、支配下枠に余裕がまだ残されている。
開幕前は育成選手が支配下登録される絶好の機会だ。
2019年はヒメネスが久米島の入団テストを経て支配下登録。2020年は下妻貴寛が2年ぶりに支配下復帰し、2021年も渡邉佑樹が背番号二桁に戻ると、2022年には小峯新陸が支配下を勝ち取っている。
そこで、今年は誰が育成→支配下の椅子を鷲掴むのか?!ということなのだ。
育成15人の顔ぶれをチェックしてみよう。
※表中の網掛けはプロ1年目、楽天在籍1年目。
キャンプ1軍の育成トリオに勝機は?
昨年は育成組から小峯、王彦程、マーキがキャンプ1軍メンバー入りし、その中から小峯が栄誉をつかんだ。
そのことを考えると、今年、1軍に割り振られた福森耀真、佐藤智輝、エスタミー・ウレーニャの育成3人組にチャンスはあるだろうか?!
年明けの自主トレは宮崎でソフトバンクの森唯斗塾に参加した福森耀真。正直なぜ1軍入りしたのか分からない。
2019年ドラフト5位。2021年から育成で昨オフの再契約を経て今年は育成2年目に当たる。
豪腕タイプの25歳だが、みなさんよくご存じのとおり超ノーコン。昨年は全階層で打者79人と対決して四死球は36.7%に当たる29個、許した出塁率は.506だった。
秋の宮崎でも防御率13.50とふるわず、彼の名前が1軍名簿にあるのを見たとき・・・(続く)
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