星野仙一副会長が書き込む『粛清人員整理クビ斬りリスト2017』。楽天の戦力外候補を予想してみた(1)

こんにちは。@eagleshibakawaです。
故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田在住の市井の野球好き&楽天ファン。
イーグルスを定点観測しながら、『週刊野球太郎』『ベースボールチャンネル』『ベースボールキング』など他媒体にも寄稿する野球ブロガーです。

さて、当ブログ例年8月の恒例企画になっていた戦力外通告予想記事。
今回も第1弾をお届けしたいと思います。

この時期にやるのは、単純に9月に入って予想しても面白くないから。
趨勢決まる9月なら誰もが大方当てることができてしまい、それだと、予想記事として面白くありません。

ズバリ当たることもあれば、ズッコける場合もあるこの時期だからこそ、読み物として面白くなるという趣旨で、例年8月上旬~中旬にアップしています。

現在、イーグルスの支配下は登録枠いっぱいの70人。
育成選手も11人を抱える、総勢81人の大所帯です。
秋にはドラフトで新入団選手が入ってくるとなれば、支配下では最低でも10人以上の退団選手が出るのは避けては通れません。
本稿では3回に分けて、戦力外、現役引退、FA等権利行使による他球団移籍やトレードなどを含めて、今オフ、楽天を去るかもしれない選手を予想してみたいと思います。


下記の【注意事項】をよくお読みください。

※当該選手の熱烈ファンの方が読むと、かなり気分を害するような、キツめの表現が所々にございます。

※このことをあらかじめご了承頂いた上、各自、自己責任でお読み下さい。
もし気分を害されたくない方は、ここでお引き取りください。

※読んだ後に「気分害した!返金しろ!」と言われても、一切応じることはできません。全てはあなたの自己責任です。


※本稿の成績は全て8月6日終了時データです。


●今江年晶

炎獅子軍団の快進撃で一気にカオス化した優勝戦線。
その結末は予断を許さないが、優勝となればナインの年俸は大幅上昇。
2位、3位の場合もホクホク更改は既定路線だ。

ということは、茂木、ペゲーロ、ウィーラーら立役者に支払うための原資の確保が必要になる。
そのための絶好のターゲットが背番号8だ。

千葉からFA宣言し『2年総額4億円+出来高』で仙台にやってきた今江は、昨年89試合351打席でOPS.671、今年も51試合135打席でOPS.627、なんとなく・・・どころか、悲惨な結果だ。

やったことは「怪我のデパート」。
左ヒラメ筋炎、左尺骨の骨挫傷、腰痛、左前腕の打撲、右肘クリーニング手術、右太腿半腱様筋の筋膜炎、左尺骨の骨幹部骨折を繰り返した。

近年の楽天に足りず、球団から求められていた「お祭り男」の本領も、三塁の定位置も、アラバマから来たMLB出場歴わずか29試合の破天荒キャラに奪われ、すっかり肩身の狭い日々。

中村紀と並ぶFA黒歴史になってしまった。


●武藤好貴

昨年は1軍登板2試合だけ。
30歳を迎えた今シーズンは1軍からお呼びがない。
2軍防御率もイースタン平均3.47を上まわる3.89とイマイチ。
年齢的なこと、怪我持ち、森原や高梨ら年下世代の躍進を考えると、来季構想外は既定路線になりそうだ。

アーム式投法に悩まされ、心中したプロ野球人生だった。

肘を曲げず大きめのテイクバックから投げおろす同投法は、怪我リスクが高くなるという。
御多分に漏れず周囲に指摘された武藤は投球フォームの修正に乗り出す。
しかし、かえって自身を見失うかたちになり、2011年ドラフト1位ながらもプロ3年間の戦績は23試合32.2回止まりだった。

2015年、アーム式に再び戻して躍動する。
自己最速150kmをマークするなど60登板に投げたが、その反動か翌年は右肘痛に襲われた。

今となれば、27歳誕生日を故郷・札幌で投げて1番・陽岱鋼から始まる上位3人を片付けたのが良い思い出か。

母校・札幌藻岩高は杉村太蔵、大泉洋を輩出したことでも有名。


※ここから先は有料エリアでお楽しみください。
この後、支配下3選手、育成2選手、合計5選手について書いてます。

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