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【試合観戦記】4/28楽天1-10ロッテ:瀧中瞭太、鬼門マリンで3回5失点KO。来週日曜日はドラ1プロ初登板を!

悪夢は繰り返した

今年は最大で10連休になるというゴールデンウィーク。
大型連休初日で勝利をいただいたイーグルスは、勢いを駆って連勝といきたかったが、先発の瀧中瞭太が案の定だった。

悪夢はまた繰り返されてしまった...

鷲の技巧派右腕にとってロッテ戦、なかでもZOZOマリンは嫌な思い出しかない。本戦前時点でロッテ戦防御率は9.99、マリンは14.14だった。

二桁10勝をあげたプロ2年目の2021年、あの年の初登板だった4/1敵地戦では1.2回7安打10失点と派手に炎上し、防御率54.00からのスタートを余儀なくされたのは、僕らの記憶にまだ新しい。1.2回KOはキャリアの中でワースト2位の降板劇だった。

昨年4/8敵地戦でも4回途中6安打3失点。降板後にフランコの3ランで黒星こそ消えたものの精彩を欠き、「技術うんぬんより思考回路のところだと思う」というコメントを残していたのが印象的だった。

瀧中瞭太 ロッテ戦の投手成績

そんなワケで、試合前から固唾を飲むかたちになった本戦だったが、結果は3回7安打5失点。

2回までは走者を出しながらもゼロに抑えていたものの、3回に捕まった。

先頭打者安打を起点に四球も絡んでの失点。2死2,1塁までこぎ着けたものの、そこからポランコ、ソト、角中勝也、佐藤都志也と4者連続の短長タイムリーを浴び、計5失点。楽天が1イニングで5失点以上喫したのは、4/14●M9-2E(楽天モバイル)で藤井聖が立ち上がりに5点を奪われて以来2度目を数えた。

ポランコ右安時には小郷裕哉から本塁好返球が返ってきたが、クロスプレーのすえ間一髪セーフ判定。リクエストも判定変わらず、二走のヘッドスライディングに先制を許すかたちになった。

その後、後続リリーフ陣も目覚めたロッテ打線を止めることができず、10失点は今季最多。
打線は5回1死3塁、石原彪の遊ゴロ時に三走生還したその1点だけにとどまった。

これで瀧中のロッテ戦防御率は10.54に。マリンだけだと14.29まで悪化。
ここまで悪すぎると、今後、瀧中をとくに敵地ロッテ戦で起用するには、よっぽどの理由が必要となるわけで、ふつうに考えたらもうチャンスはないのかなという印象だ。

試合展開

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・浅村(三)、4番・島内(左)、5番・鈴木大(一)、6番・阿部(指)、7番・辰己(中)、8番・石原(捕)、9番・山田(二)、先発・瀧中(右投)

ロッテ=1番・岡(中)、2番・藤岡(二)、3番・ポランコ(指)、4番・ソト(一)、5番・角中(左)、6番・佐藤(捕)、7番・山口(右)、8番・安田(三)、9番・友杉(遊)、先発・小島(左投)

両軍のスタメン

相性は存在するのか・・・

マリンといえば名物浜風。しかし試合開始時は1塁側から3塁側へゆるやかな風。
逆に気温は28度を記録し、夏到来か?という強い日差しが照りつけるなかでのデーゲームだった。

その後、風は中盤以降に強さを増して最終的には風速10m以上になり、西垣なんかは明らかに風の影響で制球乱したかな?という印象だったものの、少なくとも瀧中がマウンドにいる間は気にするほどのものではなかったのだが、これも相性なのか...

ただ1つ解せないのは、、、これ、みなさんも感じていると思いますが、、、まずは下記表をご参照ください。(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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