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【試合評】3点差を追いついた最終9回表の攻防~4/28△楽天5-5オリックス

意味のある引き分け

ドローゲームにも勝ちに等しいもの、負けに等しい引き分けがある。
その点で言えば、オリックス4回戦は、石井監督いわく「すごく価値がある引き分け」になった。

3点差を追う9回、鈴木大の適時打、島内の2点二塁打で追いついた。

これで5度目になった楽天の引き分けだが、意味のある引き分けが多くなっている。

◎楽天の引き分け試合
△4/9E1-1H・・・前半戦1-1のままゲームセット。
△4/10E8-8H・・・7点差を追いついた(後に1点勝ち越したが追いつかれた)
△4/14E2-2M・・・1点ビハインドの9回に追いついた。
△4/23E2-2L・・・1点リードの8回に追いつかれた。
△4/27E5-5B・・・3点を追う9回に追いついた。

上記のとおり、4/10、4/14、4/27は負けを消したドローゲームと言えるのではないか。

ただ、島内の2点二塁打で5-5に追いつき、なおも浅村申告敬遠で1死満塁と好機は続いた。

5番・ディクソン遊ゴで本塁封殺、ラストバッターの6番・内田はひっかけての遊ゴ。勝ち越しを逃した点に、物足りなさを覚えるファンもいるかもしれない。

最後に立ちはだかったのは、8年前の優勝戦線でアンドリュー・ジョーンズをほぼ完璧に抑えた右の強打者殺しの専門家、比嘉だった。

開幕1軍漏れした内田は先週金曜日に今季初の1軍昇格。そして6番・一塁でスタメン起用された本戦が、今季初の1軍出場になった。

1打席目は三塁線側のボテボテで全力疾走し1塁をもぎ取る投安。
1点を追う4回無死3,2塁の2打席目はゲームを振り出しに戻す右犠飛。
3打席目はイージーな左飛に倒れたが、1点ビハインドの8回2死3塁ではT-岡田の好捕に遭い左飛に終わったものの、塀際まで大飛球を飛ばしていた。

そして迎えた5-5の9回2死満塁の最終打席。自らのバットで決めてくれることを・・・(続く)

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