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星野仙一副会長が書き込む『粛清人員整理クビ斬りリスト2017』。楽天の戦力外候補を予想してみた(2)

こんにちは。@eagleshibakawaです。

故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田在住の市井の野球好き&楽天ファン。
2009年に応援ブログを立ち上げ、2013年8月にまぐまぐ有料メルマガ創刊、2016年1月にnote参入した野球ブロガーです。

さて、当ブログ例年8月の恒例企画、戦力外通告予想記事。

先日、7選手を予想した第1弾記事を公開しましたが、
(皮肉にも、今年noteにアップした記事で最もアクセスを集め、記事単体でも売れ行き好調、やっぱり、僕ら人間って他人の不幸は蜜の味なのですね)

今回はその第2弾をお届けしたいと思います。

なお、本稿はキツめの表現でなかにはかなりディスっている箇所もありますが、これをフォローする意味合いも込めて、何人かの選手にはオフに惜別記事を用意する予定です。

下記の【注意事項】をよくお読みください。



※当該選手の熱烈ファンの方が読むと、かなり気分を害するような、かなりキツめの表現が所々にございます。

※このことをあらかじめご了承頂いた上、各自、自己責任でお読み下さい。
もし気分を害されたくない方は、ここでお引き取りください。

※読んだ後に「気分害した!返金しろ!」と言われても、一切応じることはできません。全てはあなたの自己責任です。

●中川大志

カクテル光線の下、合計5発のホームランを放った勇姿は、2年前のこと。
当時、ポレダ、マシソンの152kmを仕留め、僕らに和製大砲誕生前夜を感じさせたあの期待感は今、見る影もなくなった。

この2年間、同姓同名俳優との差も広がるばかりで、Google画像検索で出てくるのは優男のみ。
ぼくは徒労感に襲われながら、スクロールを繰り返し、ようやく鷲の大志を探し出した。

27歳を迎えた今シーズン、気になる兆候がある。
今年は二塁を守ることもあり、その影響なのか、持ち味の長打力に陰りが生じている。
中川のイースタンでのISOを確認すると、2013年の.176を起点に、ここ3年間は.134、.140、.149と横ばい推移だった。
しかし、今年はリーグ平均.107とほぼ同じの.100まで減少。

元々、外国人と役どころが重なる中川だが、今は特に外国人トリオが才気煥発で出る幕なし。
このまま無為に年齢だけを重ね、座して死を待つよりも、トレードを志願して心機一転、勝負するのも1つの道だと思う。

(成績は8月9日終了時)


●久保裕也

「俺は、お前から最後の一滴を搾り取る」。
『マネーボール』でビリー・ビーンGMが、とある最晩年の外野手に投げかけた名台詞だ。

楽天による久保の起用法も、まさにこれである。

2度クビになり、選手生命が消えかけたところ、楽天に入団テストを経て拾われた。
この恩義があるため、無死満塁や1死3,2塁など他の投手がビビるような難局でも投げる喜びを感じながら登板する。
走者を複数置いた火消し登板は、福山の6試合に続くじつに5試合の多さだ。

そうして作った19試合23回の成績は防御率2.74、1040日ぶり白星を含む2勝4ホールド、お立ち台にも2度登った。

しかし、この成績は実力ではない。
BABIPは.222と極端に低すぎで被打率.192はこの恩恵を享受している。
真の力量を表すFIPは4.26を指し示し、その改良版xFIPに至っては5.44だ。

速球は平均139.4km止まり。
長打リスクを内包する外野飛球が打球の50.8%を占めるのもネックだ。

僥倖が2年続くとは思えない。
今年限りの使い捨てで十分だ。

(成績は8月9日終了時)

※ここから先は有料エリアでお楽しみください。
この後、支配下3選手、育成2選手の予想を書いてます。

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