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【試合評】防御率54.00から始まった2年目。遂に4.15へ!~5/27○楽天2-0巨人

キャプテンマークの決勝弾

楽天は先発・瀧中の7回途中無失点の快投で今季初の同一カード3連敗を阻止。

得点は主将の8号先制ソロ、大阪桐蔭高対決を制した主砲の右打ちタイムリー。いずれも2アウトからあげた2点を守り抜き、今シーズン早くも6度目の零封勝利を飾っている。

同日、ソフトバンクが中日と引き分けたため1位タイへと浮上。
交流戦の成績は1勝2敗で12球団中6位タイとした。

決勝点は4回2死走者なし、茂木が2打席で放った右翼スタンド中段行きの一発だった。

マウンド上は高卒3年目左腕の横川である。

2018年夏の甲子園を制覇した大阪桐蔭高出身の190cm左腕は、今シーズン2軍で絶好調。5/16ロッテ2軍戦では完封勝利もマークするほど。

5勝はイースタン1位、防御率2.01は同2位。素晴らしい成長曲線をみせ、菅野や野上を故障で欠く巨人の苦しい台所事情を救うべく、プロ2度目の先発になった本戦も快投をみせつけていた。

茂木の2打席目も、初球・胸元に大きく球が抜けた後は、2球目・3球目と何事もなかったかのように外角真っ直ぐでポン!ポン!とストライクを奪うテンポの良いピッチング。

茂木は3球目で早々に1-2と追い込まれたが、ここから集中力を発揮した。

低め誘うボール球の変化球を立て続けに見きわめてフルカウント勝負へ。
3-2からゾーンに入ってきた球を相次いでカットし粘りをみせると、結果は8球目のフォークだった。

変化せず棒球状態でストライクゾーンに甘く滞留したところを一閃。
打った瞬間、日刊スポーツのスコア速報では推定飛距離120mという大当たりになった。

じつは今年の栄五郎、左投手打率こそ.216と冴えないが、左腕撃ちのホームランは開幕51試合目で早くも自己最多タイの4本目を記録している。

左腕1本目は3/30○E5-0M、早大の後輩・小島を打ち砕く紺碧の3ラン。
失投を捉えた右中間スタンド行きの超弾道だった。2本目は・・・

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