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【大胆予想?!】 東北楽天が現役ドラフトに供出する候補5名

昨日、プロ野球12球団実行委員会で「現役ドラフト」のルールが決定し、各紙がその詳細を報じている。

開催日はちょうど1ヵ月後の12/9(金)とのこと。
下記に2記事をリンクしたが、スポーツ報知は簡略版、日刊スポーツは詳細版になっている。

スポーツ報知の記事を借りれば、

「各球団は現役ドラフトの1週間前に出す保留者名簿の中から外国人選手、FA権取得選手や育成選手などを除いた2人以上の選手のリストを提出し、最低1人以上を獲得する」

ことになるという。

また、

「提出した選手リストの中で他球団から一番多い指名を受けた球団が、最初に指名できるシステムで、より他球団が欲しい選手を出した方が有利となる」

仕組みになった。

ちなみに、12月初旬にNPBに届ける保留者名簿には、直近のドラフトで指名した新人選手は含まない。だから、今回の現役ドラフトでは10/20に指名した1位・荘司康誠から育成4位・永田颯太郎までの10選手は対象外になっている。

ということで、スポーツ報知の記事を参照にしながら、「現時点での」楽天イーグルスの現役ドラフト対象者を抽出してみました。
最初に「間違っているかも?!」をお断りして、下記表をご参照ください。

楽天の現役ドラフト対象者一覧。この中から最低2人を供出

上記表の中から最低2人以上をピックアップする、ということになるわけです。

はたして、イーグルスが供出する現役ドラフト人員は誰になるのか?!を大胆予想してみたいと思う。

いきなり2人はキツすぎるので、候補者5名を予想してみました。
今朝、Twitterにも5名をあげてみたけど、いろいろ考えなおして、本稿と重複するのは3人です。

●堀内謙伍

同じ左打ち捕手の安田悠馬が入団したことで、価値は下がった。

安田は堀内より3歳若く、打撃も安田に軍配が上がる。年長者・田中貴也は2軍通算OPS.705。同.549の堀内を上まわり、左の代打としての起用もあるだろう。しかしホリケンには捕手以外の道は見当たらず、この状況では1軍出場機会は限定されてしまう。

いっぽう、他球団には魅力に映るはずだ。課題の打撃も改善傾向にあり、2軍OPSは一昨年.527→昨年.642→今年.715と上昇基調。2019年に嶋基宏を抜いて1軍チーム最多マスクをかぶった経験を評価する球団もあるはずだ。

彼の現役人生を考えたとき移籍は好手だが、若干の懸念点は、育成含む捕手8人以上を抱える球団が大半のなか、楽天は7人に減ることだ。

●涌井秀章

※涌井の今季年俸は1億1000万円。契約更改で減俸濃厚とみられる。年俸5000万円以上の選手は対象外だが、じつは「1名に限り5000万円以上1億円未満の選手を対象とできる」(スポーツ報知より)

「組織はリーダーの力量以上には伸びない」。

この有名な野村語録にならえば、楽天がネクスト・ステージへ昇るには、石井一久全権監督の限界突破こそ絶対条件だ。

情を捨て、腹を括る覚悟はあるのか。西武時代から自分を慕い、移籍1年目に最多勝でチームに貢献したワクワクさんを供出する行為は、一部選手との間に軋轢をうみかねない。

しかし、組織が前進し、喫緊の課題=先発陣の世代交代を解決するためには、ときには荒療治も必要なのだ。

また、他球団に対して・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2022』でどうぞ。

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