【楽天2021年ドラフト】吉野1位指名で生じたデメリットとは?

支配下77名、育成51名

昨年の早川隆久、佐藤輝明のような圧倒的ビッグネームの存在が不在だった今年のドラフト。話題性に乏しく、(僕が手元のスマホで確認したかぎりだが)当日のヤフーニュースのトップにドラフトの記事は載らなかった。

不作と言われる原因は、ここ2年のコロナ禍の影響が大きい。どの階層でも選手は実戦不足に陥っており、アピールしきれずに当日を迎えた感は強い。

僕の住む信州も今年は凪だった。昨年は牧秀悟(松本第一高→中央大→DeNA)や元山飛優(佐久長聖高→東北福祉大→ヤクルト)、高寺望夢(上田西→阪神)らが支配下指名を受けて新聞やテレビで大きく報じられたが、今年は盛り上がりに欠けた。

そのなか、12球団は支配下77名、育成51名を指名。総勢128名をNPBに新たに迎え入れることを決めている。

◎2017年以降 支配下指名された選手の属性

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上記表を見ると、今年は例年以上に左投手が多く指名されている。不作と言われながらも、大学社会人左腕は粒ぞろいが多かった印象だ。いっぽう、右投左打野手の指名は近年最も少なかった。

また、今年は2017年夏の甲子園で大会史上最多本塁打記録を作った当時の高校3年生が大学4年生になって迎えたドラフトに当たる。あの夏の一発量産で高校野球はネクストステージに入った感を持ったが・・・(続く)

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