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石井新GMがリストアップする「鷲の殺傷簿2018」。楽天の戦力外を予想してみた(3)

おはようございます!
故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田在住の市井の野球好き&楽天ファン、@eagleshibakawaです。

楽天に関するさまざまな記録を収集しながらイーグルスを定点観測。
野球専門媒体への寄稿歴もある野球ブロガーです。

例年実施している戦力外予想記事。
当該選手の成績やデータを中心にすえながら、そこに若干の主観と毒舌を効かせた恒例企画、その完結編をお送りします。

今回も1選手400字の文字数設定で書いてみました。

ちなみに、第1弾、第2弾は下記記事です。

下記の【注意事項】をよくお読みください。

※当該選手の熱烈ファンの方が読むと、かなり気分を害するかもしれない、キツめの表現も所々にございます。

※このことをあらかじめご了承頂いた上、各自、自己責任でお読み下さい。もし気分を害されたくない方は、ここでお引き取りください。

※読んだ後に「気分害した!返金しろ!」と言われても、一切応じることはできません。全てはあなたの自己責任です。

●久保裕也

9月13日、前日の大敗で今季の負け越しが決定した楽天は「杜の松坂世代」に2軍落ちを通告。
まだ19試合を残しながらの抹消は、来季の構想外を示すのだろう。

右手の血行障害で育成枠から始まった今季は5月5日に支配下へ再復帰。
ハーマンから「ジジイマン」のあだ名を頂戴すると、母校・沖学園の甲子園進出にも刺激を受け、25試合26回1/3で防御率1.71とハッスルした。

しかし、MLBでセイバーメトリクスへの造詣も深めた石井新GMは、この成績が「運に恵まれた産物」だとよく分かっている。

投手本来の力量を示すFIPは2年連続で4.50以上と悪すぎなのに、運の介在を診るBABIPは昨年.231、今年.233と2年連続で出来すぎ。

1イニング以上を任された19試合中、無安打・無四死球は5試合だけと安定感があるわけではない。
その辺りは現場もわきまえていて、18試合がビハインドでの起用だった。
同点・リードの7試合も4試合が延長戦と、青山とは決定的に異なる起用法になっていた。

※データは9月13日現在。

●濱矢廣大

濱矢と古川は良く似た共通項を持つ投手である。

2013年ドラフトの3位と4位。
年齢も今年25歳と23歳と近い。

昨年12月3日に濱矢が5歳年上の女性とゴールインすると、同24日には古川も姉さん女房と結婚。
いずれも速球を武器にし、昨年まで主に2軍暮らしが続いた経歴もそっくり。

しかし、今秋、両者は別々の道を歩むことになりそうだ。

今季の楽天は開幕カードからリリーフ陣がつまずいた。
救援防御率は5月末日で4.99と総崩れ。
しかし、2年連続で開幕1軍切符をつかんだ濱矢に与えられた出番は、7試合9回2/3と驚くほど少なかった。

ソフトバンク・柳田を全6球ストレート勝負で空三振に取り、西武・山川をフォーク4連投で遊ゴに仕留めるなど良さもみせたが、4月22日オリックス戦のたった1試合、2回4安打2四球3失点と結果が出なかったことで新妻泣かせの2軍落ちに。

同日0-8の大敗は立花社長にTwitterで「申し訳ありません」と今季初めて謝罪させる大敗になった。

※データは9月13日現在。

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