茂木、ペゲーロ、岡島、藤田の不在よりも、shibakawaが実は心配していること

※この記事は2018年1月16日に追記・加筆しました。

こんばんは。
信州上田の山奥で楽天ファンやっている@eagleshibakawaです。

去る日曜日のオリックス戦(○E3x-2)は、興奮しました!
この筋書きは人気脚本家でもなかなか書けない。
そんな逆転勝利でしたよね。

相手先発・西勇輝投手は完封ペース。
楽天打線は7回まで散発3安打に封じられていました。
とくに西投手の看板球スライダーが機能していて、楽天打線は平均133kmのスライダーで数多く打ち取られるケースが目立っていました。
8回の代打の2人の凡退、松井稼頭央選手の空三振、西田哲朗選手の打たされた遊直も結果球はスライダーだったのです。

そのスライダーを島内宏明選手が仕留めて、右翼Eウィングに突き刺す同点の9号2ランを放ったのですから、ぼくはあの場面、本当に興奮しました。

翌9回のアマダー選手のサヨナラホームラン。
これ、アマダー選手が右方向にしっかり芯を食った文句なしの大当たりを打ち返した来日初の大当たりでした。
昨年も右方向のホームランが1本ありましたが、あれは、こすった感じの当たりで、あともう少しで切れてファウルになっていた恐れもあった右翼ポールギリギリに飛び込む、僥倖にも恵まれた1本でしたから。

一方、胸痛める事態も発生してしまいました。

初回二盗を狙ったペゲーロ選手の左太腿の半腱様筋部分損傷。
これ、ぼくは「なぜ無理をして2塁を狙ってしまったんだ・・・」と思いました。

というのは、西投手は球界屈指のレベルで走者のケアが達者な投手なんです。
データスタジアムさんによると、西投手は2013年~2016年まで4年連続の最多牽制刺を記録しています。

西投手といえば、ぼくは2011年の聖澤選手をいつも思い出すのです。
2011年にソフトバンク本多雄一選手とバチバチの盗塁王争いを演じていたあのとき、西投手からは走ることができませんでした。

こんなエピソードがありました。
4-4の引分に終わった9月8日オリックス戦、その7回1死1塁でした。
1塁走者は内野安打で出塁していた聖澤選手。
その俊足を生かして2塁を奪い、得点圏で松井稼頭央選手のバットに掛けたいというシーンでした。

しかし、西投手から合計6度に及ぶ徹底した牽制球を受けた背番号23は、1塁に完全釘づけ。
そうこうするうちにバッターボックスの松井選手が併殺打を打ち、勝ち越しの機会を逃すかたちになったのです。
このときの記憶が鮮烈すぎるのか、聖澤選手はプロ通算でいまだに西投手から盗塁企図すら記録することができていません。

ですから、ぼくには、なぜあの場面、ペゲーロ選手がハイリスクを犯してまで2塁を狙ってしまったのか・・・という思いだったのです。
案の定、盗塁失敗になり、これで2011年以降、楽天走者の対西・盗塁成績は10企図3盗塁7盗塁刺、盗塁成功率30.0%です。

8回、中島宏之選手の右翼ファウルゾーンのファウル打球を追いかけた岡島豪郎選手の負傷劇は、なんのいたずらか...と思って観ていました。
というのは、激突した右翼ファウルゾーンのフェンスは、ちょうど母校・白鷗大学の広告があったからです。

それにしても、この両人の数週間に及ぶ離脱劇は痛すぎる。
しかも、茂木栄五郎選手もいないわけで、藤田一也選手も腰痛で抹消中です。

彼ら4人の1軍不在劇は、超・超・緊急事態!
しかし、みなさんあまり注意を払っていませんが、実は怪我が癒えてつつがなく1軍復帰した後のほうが、大問題だったりします。

というのは、、、

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