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Shibakawaの楽天イーグルス観戦記【2018前半戦】

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闘将に捧げる日本一、東北に再び優勝旗を! イーグルスが真に2度めのVを狙いにいく2018年。その「前半戦」を試合評を中心とした記事で綴ります。【価格】2,890円(1日24円)【…
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#嶋基宏

【戦評】流れを変えた内田の決勝2ラン、投手陣22イニング連続無失点~5月19日○楽天5-0日本ハム

【戦評】流れを変えた内田の決勝2ラン、投手陣22イニング連続無失点~5月19日○楽天5-0日本ハム

投手陣ゼロ並べて2戦連続の零封勝ち!前日は先発・辛島以下、投手6人を小刻みにつなぐ無失点リレー。
本日は8回を無失点に締めたエース則本の快投に、完全復活を高らかに宣言する松井の三者凡退ピッチ。

劇的サヨナラ勝利の余韻に見送られ、仙台から空路札幌に乗り込んだ鷲軍は、理想の連戦連勝!
2試合連続の零封勝利で今シーズン2度めの3連勝とした。

チーム成績は6位、40試合14勝25敗1分の勝率.359、

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【戦評】3タテ阻止した主将&選手会長そろい踏みの活躍劇~5月17日○楽天4x-3ソフトバンク

【戦評】3タテ阻止した主将&選手会長そろい踏みの活躍劇~5月17日○楽天4x-3ソフトバンク

9回で決着をつけた選手会長の殊勲打3-3の同点で迎えた9回、楽天はサヨナラの機会を迎えていた。

先頭・今江がヒットで出塁も、続くペゲーロは二ゴ。
4-6-3の併殺コースに思われたが、相手の守備ミスが発生する。
二塁手・高田がファンブルしたのだ。

はたして無死2,1塁。
絶好シーンで打席に向かったのは6番・内田。
本戦2打席目に2号ソロを放っていた。

しかし「覚醒間近の和製大砲」は、回またぎ

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【戦評】 大坂遠征で築いた反転攻勢の橋頭堡~5月13日○楽天9-1オリックス

【戦評】 大坂遠征で築いた反転攻勢の橋頭堡~5月13日○楽天9-1オリックス

3連戦のチーム打率.315。4連勝で息を吹き返した楽天終わってみれば9-1の大勝だ!
打線は4/15西武戦(○E12-6)に続く今シーズン最多タイ15安打で、チームは4連勝を飾った。

ゲームは6回終了時に3-1のロースコアゲーム。
しかし終盤7回以降、楽天が一気に突き放した。

特筆すべきは7回の2得点、9回の3得点。
これらは、いずれも2死走者なしからの得点になっている。

朗報が続々舞い込ん

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【戦評】 どん底のチーム状況を象徴した所沢3連敗~4月30日●楽天2-5西武

【戦評】 どん底のチーム状況を象徴した所沢3連敗~4月30日●楽天2-5西武

戦慄のショーケース豪打・獅子打線の「震撼ショーケース」、今年の大型連休は「最悪の結果」で始まった。

前回・仙台で激突した後、西武は破壊力ある得点力をさらにスパークさせていた。

4/17~4/26の当該期間、イーグルスは1試合平均得点2.13でヒィヒィ言ってるのに対し、ライオンズは驚異の7.57点。
ファイターズに8点リードされながら終盤2イニングで9点取ってひっくり返した「世紀の逆転勝利」も、

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【戦評】 無安打内田の処遇よりも、梨田監督が真に憂慮すべき頭の痛い案件とは?~3月31日●楽天2-6ロッテ

【戦評】 無安打内田の処遇よりも、梨田監督が真に憂慮すべき頭の痛い案件とは?~3月31日●楽天2-6ロッテ

マリンの達人がまさかの炎上劇的すぎる5時間ゲームの開幕戦から一夜明けた本戦は「想定外の展開」になった。

楽天先発は昨季自己最多11勝を挙げ、今季も則本、岸とともに先発3本柱を形成する美馬。

「去年初めて二桁勝てたんで、15勝は目指したいですね」

『EAGLES MAGAZINE』の先発3本柱対談インタビューで今季の抱負をそう語っていた美馬は、ZOZOマリン通算成績16登板、で防御率2.21と

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どこまで進んだ?!梨田楽天「機動力改善」の取り組み

◎対外戦 盗塁成績の全一覧

「走り屋」が増えた今季の楽天昨年はリーグ5位の42盗塁、球団史上でもワースト2位の少なさだった。
ベースランニング力を診るXBT%ではリーグ最下位の40.7%を記録。

その反省を踏まえ、昨秋から「機動力改善」に取り組んできた楽天。
その成果は徐々に出始めている。
選手各々の走塁意識も高まり、足を使う攻撃も実を結びつつあるように感じる。

対外戦の盗塁成績は、24試合

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