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#岸孝之
【戦評】開演した「世紀の逆転劇」~6月30日○楽天9-1西武
開演した「世紀の逆転劇」この2連戦は「世紀の逆転劇」が開演した2連勝になるかもしれない。
前夜は塩見が一世一代の投球をみせると、この日は岸が「Mr.安定感」の魅力を思う存分に発揮した。
打線も連日にわたって爆発した。
梨田監督を辞任に追いやった数多くの「戦犯」が平石新体制で汚名返上の復権を遂げている。
本戦も同様だった。
2回に「4大戦犯」ペゲーロに効果的な先制3ランが飛び出すと、中盤・終
【戦評】絶不調の岸孝之がみせた真骨頂の8回2失点~6月23日○楽天3-2日本ハム
今季初の新人2名スタメン同時起用3-2のスコアが表すように、平石新体制の3勝目は「ロースコアのタフな1点差」を制しての勝利になった。
イーグルス先発は、3連勝中の岸。
交流戦後の先発ローテ再編で中8日の猶予をもらってのマウンドだ。
ここまで防御率はパリーグ1位の1.91を叩き出し、QS率81.8%、HQS率54.5%をマーク。
今シーズンの岸は、ほぼ毎試合、引き締まったゲームメイクを披露する「
【戦評】1984年対決を制し、岸さらなるゾーンへ~6月14日○楽天4-0中日
お互いがお互いを高めた名勝負サッカーの一大イベント開幕日になったこの日、仙台では技術の粋を集めた名勝負が繰り広げられた。
楽天先発は1984年12月4日生まれの岸孝之。
中日は同年9月19日に生を受けた吉見一起だ。
1984(昭和59)年といえば、ロサンゼルス五輪が開催、アップルがマッキントッシュを発売開始し、街中ではマドンナの「ライク・ア・バージン」が一世を風靡、映画『ターミネーター』が封切
【戦評】3タテ阻止した主将&選手会長そろい踏みの活躍劇~5月17日○楽天4x-3ソフトバンク
9回で決着をつけた選手会長の殊勲打3-3の同点で迎えた9回、楽天はサヨナラの機会を迎えていた。
先頭・今江がヒットで出塁も、続くペゲーロは二ゴ。
4-6-3の併殺コースに思われたが、相手の守備ミスが発生する。
二塁手・高田がファンブルしたのだ。
はたして無死2,1塁。
絶好シーンで打席に向かったのは6番・内田。
本戦2打席目に2号ソロを放っていた。
しかし「覚醒間近の和製大砲」は、回またぎ
【戦評】 いつだって、火曜日から始めよう。投打かみ合った「最高の再出発」~5月8日○楽天5-0ロッテ
2~3勝ぶんに感じられる「理想の夜」いつだって、火曜日から始めよう──
「再生・楽天」へ5月第2週の火曜日は「今季ベストゲーム候補」と言える最高の夜になった。
大型連休の陽気な気候から一転、気温12度と肌寒さが戻ってきたナイトゲームで、犬鷲ナインの投打が久々にかみ合った。
先発・岸は昨年5/28西武戦以来となる楽天本拠地2度目の白星。
今季初の中5日登板ながら、ロッテ打線を7回まで散発3安打
【戦評】最下位脱出。反撃開始の大阪遠征~4月10日○楽天4-2オリックス
理想の試合運びで最下位脱出2勝7敗と開幕ダッシュに失敗した5位タイ球団の3連戦。
最下位に沈むのはどちらのチームか。
その初戦の白星を「理想」のかたちで手中に収めたのは、この3連戦今季初のカード勝ち越しを狙うぼくらの楽天だった。
「理想」と書いたのは、初回に先制し複数回で加点を入れ、最初から最後まで終始リードを保ち、先発に白星がつき、勝利の方程式が機能して、守護神にセーブがついた今季初ゲームにな
【戦評】 「残酷ショー」と化した満員御礼の東北開幕戦~4月3日●楽天0-2日本ハム
満員御礼の残酷ショーこんな様子じゃあ、先発・岸が自身2度目のノーヒットノーランをやってたとしても、勝てるわけがない。
満員御礼の東北開幕戦は、終わってみれば3時間4分の「残酷ショー」になった。
岸は4回1死までパーフェクト・ピッチングを展開。
6回まで2塁を踏ませず1安打に抑え、7回8回と連続でピンチを背負ったものの、落ち着いた投球で後続を断ち、8回までゼロを並べる109球の好投だった。
作