楽天イーグルスファンの私が、PiXMiXの虜になるまでの話。③運命の日~
前回のお話は↓
楽天イーグルスのファンである私、もりさんがPiXMiXの沼に片足を踏み入れてから完全に沼にハマるまでの約3週間を綴っている記録も紆余曲折あり3回目になりました。
今回はちょっと長めです。
暖かい目で見ていただけると喜びます。
8/19(土)~運命の日~
8/19(土)、場所は楽天モバイルパーク宮城。
東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ3連戦の中日。
前日からPiXMiXさんのコラボイベントは始まっており、関連するツイートもちらほらと見ていた。
私はいつもの様に15:30には球場に到着。
16時には場内に入って座席に荷物を置き、夕飯と酒を買うのがルーティンとなっている。
夕飯と酒を済ませて、16時45分頃に球場正面の特設ステージ(EAGLE STAGE)前へ。既にステージ前の柵のところに多数のPiXMiXファンの方や観覧の人々で賑わっている。
しかもステージ横ではビジョンカーも用意され、高校野球の中継も放送されていた。それもそのはず、この日は夏の高校野球準々決勝 仙台育英 対 花巻東が行われており、東北勢かつ隣県対決として注目されていた。
私はステージからちょっと離れたところで観る事にした。初見のステージは全体をしっかりみたいタイプである。
いよいよステージ開始
16時50分、ついにPiXMiXのステージが始まる。
東宝映画の代名詞であるゴジラの雄叫びが入った出囃子と共に3人が登場すると、ステージ前の観客のボルテージは一気に上がる。
最初の曲は「アンビバレンス」だ。
(参考に5周年ライブの映像から。)
曲が始まり、冒頭からメロディーと3人の力強い生歌に心が震えた。そして笑顔で愛嬌振りまきながら踊る3人の姿がすごくキラキラしてみえた。
ーこんな気持ちを感じるのはいつぶりだろうかー
ステージから少し離れて観ていた私は、自然と、吸い寄せられるようにステージ間近まで移動していた。
2曲目は「ニーメンハオ」。
アンビバレンスとはうってかわり、アップテンポの曲だ。
ステージ全体を使って精一杯パフォーマンスをする姿、笑顔でステージを盛り上げる3人の姿はとてもキラキラしていて、私はもう釘付けになっていた。
3曲目に「シンデレラガール」が披露され、最後は球場内パフォーマンスで使用されている「タオルを回すための歌」である。
(↑8/18(金)の様子から)
ここで客席にタオルを置いてくるという痛恨のミスを犯した私。回すタオルが無いのでとにかくキラキラしてる3人の姿を目に焼き付けていた。
3人ワンマンのバージョンと、東北ゴールデンエンジェルスを交えて、エンジェルスバージョンの振り付けの「タオル~」も披露された。
20分程のステージが終わり、私はこう思った。
「PiXMiXさん、もっと見たい」
私の心は、3人に、PiXMiXに鷲掴みされたのである。
私は15年ほどテクノポップユニット「Perfume」を追い掛けてきた。しかし最近はメンバーやチームの活動方針や運営のやり方に対して違和感を感じ熱量が冷めてきていた。
そんな私にPiXMiXは新たな刺激になった事は間違いない。
15年前にPerfumeが好きになった時は私はまだ中学3年生だった。そんな私も立派な大人になって、もうすぐ30歳になる。まだまだ子供だった15年前には感じる事が出来なかった、心が揺さぶられる感じ、トキメキを彼女らのパフォーマンスで感じた。
この感情、この気持ち、無駄にしたくないーーー
ステージ後はグッズ販売と、17:30から特典会があるとの事。物販の列に並ぼうと思った。思った。列の目の前まで行った。
でも、並ばずに客席に戻ってきた…。
たぶん何か分からないけど、迷いがあったんだと思う。「何も知らない、いちイーグルスファンが並んでいいのか」とか、その他いろいろ。
客席に戻ってきて少々時間経ってから書いた、PiXMiXのライブステージを見た感想のポスト↓
(ポストを見ていただくと分かるが、既にタオルを買わなかった事を悔やんでいる)
そして18時に試合開始。
試合は進んで5回裏。イーグルスの攻撃が終わるといよいよ楽天モバイルパーク宮城のフィールドに3人が登場だ。
エンジェルスからPiXMiXが紹介される。
「みなさんこんばんは!私たちPiXMiXです!!」
お決まりのポーズから各々自己紹介。そして3人の曲フリからパフォーマンスが始まった。
(↑動画は8/20のもの。冒頭を参考に観ていただきたい。)
当然ながら、3人に心を鷲掴みされた私はしっかりタオルを回した。いつもより本腰入れて回してたかもしれない。
前日から20,000人以上の動員。
スタジアム内の観客が一斉にタオルを回す様子を3人にはどう見えただろうか。
↑グラウンドでのパフォーマンスの後の私のポスト。
場内での3人の姿に…
そして6回裏ぐらいからの事。
PiXMiXの3人とスタッフの方々が、内野3塁側通路の外野寄りの方で楽しそうに観戦しているのが見えた。時折、写真撮影に応じながら試合を観ていたようだ。
この時点で、私のPiXMiXに対する好感度は爆上がりである。
招待されたゲスト客って球団が用意した席で大人しく見てるイメージがあるのだが、3人は違った。とにかく「タオル~」を使ってくれている楽天モバイルパーク宮城を思いっきり楽しんでいる印象だ。
↑の公式のツイートを見ていただきたいのだが、時折楽天イーグルスのチャンス時に「チャンステーマ1(ベニーランド)」や「レッツゴーわっしょい」などのチャンステーマをやったのだが、3人とも外野のドラムに合わせて手を叩いたり動かしりして楽しんでいた。
楽天イーグルスファンとしてはこれだけでも本当に嬉しいのである。
試合は先発のルーキー荘司康誠が初回から4失点。しかし味方打線もじわじわと点を取り、1点ビハインドの8回に代打島内の同点打、続く小深田の勝ち越しタイムリーで突き放し、劇的な逆転勝利を納めた。
勝ち試合を見れて意気揚々と帰宅。
初めて見た、PiXMiXのパフォーマンスと勝ち試合を見れて大満足というポストをした私。
しかし、満足の一方ではやっぱり心残りがあったのである…
次回へ続く