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第六章 社会人入試支援


1,2つの選択肢

社会人が学びなおすために入試にチャレンジするには、2つの選択肢がある。

プランA:一般の学生と同じ土俵で、一般入試を受ける。
プランB:社会人の受け入れを積極的に行っている学校で、社会人入試を受ける。

私が主に支援するのはプランBのほうだ。入試科目にほぼ「面接」と「小論文」は必須となっている。

面接と小論文の指導は、私の専門分野で、最も得意とするところである。

通常の大学入試に関しては、私よりも優れた専門家たちが、素晴らしいコンテンツを提供してくれている。

しかし、面接・小論文に関していうと、これはひどいな、と思うことがよくある。

2,既存の「面接対策」や「小論文対策」の問題点

何がひどいかというと、「万人に向けた授業」(=一般論)だけで合格させようというのが、ひどい。

面接にしろ、小論文にしろ、「その人」を見ないで、「その人」のためだけのものを提示できないで、「指導」と呼ぶのはどうなのか。

「その人」がどんな人生を歩んで、どんな考え方で生きてきて、何を目指して、どこに向かおうとしているのか、どんな人柄で、笑うときどんなクセがあるか、背筋を伸ばすと少し右に傾く・・・そういったことを知らずに、どう指導できるというのだろう。

他科目なら「解法」があって、その解法をしっかり練習することが大事だ。そのためのノウハウは、専門家が持っている。だからそれを学んで、何度も練習して、自分のものにしていくことが合格への道のりだ。

しかし「面接」にしろ「小論文」にしろ、正解は常にひとつではない。

いやひとつだ、という反論は意味がない。

あなたはA大学のB教授がどんな意図をもって面接をしているかご存知か?

受験生のCさんは猫背と吃音で悩んでいるが、あなたはそれに対して何ができているのか?

面接と小論文において、個別指導は必須なのだ。

なんて言いながら、私はこんな本を出している。Amazon限定販売。

なんだ、オマエも一般論で商売しているじゃないか!・・・ちがう。これらの電子書籍には「読者限定特典」がついている。

それは「オンライン個別指導」である。

面接や小論文をテーマに執筆する専門家は他にもいるが、読者にもれなく個別指導を実施する著者がこれまで存在しただろうか。年間の指導件数を披露すると、そんなに売れていないことがバレるから差し控える。

でも「そんなに売れていない」ことは、実は、大事なことで、あまり売れすぎて、個別に対応できなくなる前に、私は販売を辞める。定員を区切る。自分のキャパを超えて受け入れるようなことはしない。

3,すべての「学びたい人」を応援する

「まめじゅく」では、すべての「学びたい人」を応援する。その中には当然、社会人が含まれる。

会社勤めをしていたら、本を読むことすらままならない、というのは、わかる。すごくわかる。でもそんな中でも、受験されている方々はいらっしゃるのだ。見習おうじゃないか。

フリーターで、人間関係に苦しんで、悩んで悩んで悩んだ末に、公認心理士の資格を取得するために、大学進学を目指すなんて素敵なストーリーは、私は、心から応援したいのだ。そんな人とはまだ出会っていないけれど。

引きこもりだったのに突然布団の中から起き出して、六法全書とにらめっこしながら、弁護士になりたい、弱者を救いたい、と思い始めたあいつのチャレンジを、心から支えたいのだ。あいつって誰のことか私も知らんけど。

支えるのは、「面接」と「小論文」。そしてあなたの「想い」と「気骨」。

叶えてみせような。

もう大丈夫。ワシもついとる。

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