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更年期歯周病のリスクと対策とは?

数年前に虫歯の治療をしました。
先生と歯茎の腫れについて話していた時
「女性はホルモンバランスの乱れで歯周病になりやすいからね」
と言われました。

女性ホルモンって歯にも影響するの?

そう言えば生理前はいつも歯茎が腫れる。
やはりホルモンバランスの乱れって、色々なところに影響が出ますね。

更年期と歯周病の関係


更年期になるとエストロゲンの分泌が減少します。
エストロゲンの低下は、体にさまざまな影響を及ぼします。
口の中にもリスクが潜んでいるんですね。

骨密度の低下で歯を支える骨がもろくなる
ドライマウスになり歯周病リスクが上がる

歯周病になると歯茎の赤み、腫れや出血、口臭などのトラブルが起きます。
ひどくなると歯が抜けてしまうことも。

歯周病とは?

歯周病を簡単にまとめるとこんな感じです。
・歯と歯茎の隙間から細菌が侵入して感染する。
・歯茎に炎症を起こす。
・歯を支える骨を溶かしてしまう。

歯周病を引き起こす細菌は、歯垢の中に存在するたくさんの菌に含まれています。
歯垢を取り除かないままにしておくと、やがて石灰化して歯石になります。
歯石は歯垢がたまりやすい環境を作ってしまうので、まさに悪循環!

日々の歯磨きの大切さが分かりますよね。

定期的な歯科検診は必須

歯科医院でのケアとセルフケア、両方していくのが大事です。

わたしも3か月おきに歯科医院に通っています。
歯並びが悪いせいで、どんなに頑張って歯磨きしても歯石が溜まります。
内容は虫歯のチェック、歯石除去、クリーニング、歯磨き指導。

歯磨きはかなり改善できました。
特に力加減。
そして歯ブラシの選び方。
最初、電動歯ブラシを使っていたのですが
わたしの歯並びだと奥まで届かないので磨き残しが出るそう。
残念・・・
ブラシはフラットで柔らかいものを選ぶように言われました。

思っていた以上に磨き残しがある

プロにチェックしてもらうのは大事だなと感じます。

わたしのセルフケア方法

日常的なケアも大事です。
ここではわたしが行っている6つのケアをご紹介します。

1.口腔洗浄機

奥歯に歯間ブラシが入りにくいので購入しました。
わりと大きな音がします。
他製品だと音がないかもしれません。
歯の隙間につまった食べ物も取れるので、重宝してますね。

ヤーマンのウォーターピックイオン

2.デンタルフロス

無印良品のデンタルフロスを愛用してます。
詰め替えして使えるので便利。
歯磨き前にフロスで歯の隙間を掃除します。
汚れが取れるのを見ると、やった方がいいんだなと感じます。

3.歯間ブラシ

口腔洗浄機を使うのが面倒な時に使ってます。
ラバータイプが使いやすいですが、このタイプは押し出すだけのようです。
ブラシタイプが良いそう。

いつもの3点セット

4.食生活を見直してみる

食生活からもアプローチできます。
ビタミンCやカルシウムを豊富に含む食品を積極的に摂取することで、歯茎の健康を保つことができます。

飲み物が手軽に取りやすいです。
食塩無添加のトマトジュースや手作りのバナナジュースを飲んでます。
バナナジュースにはバナナ、低脂肪乳、黒ごまきな粉、たまに小松菜を入れてます。
果物が苦手な方はジャガイモがおすすめ。
実はりんごよりもビタミンCが豊富なんですよ。

砂糖のとり過ぎは歯周病にも影響を与えます。
我慢しすぎも良くないですが、意識していく方が良いと思います。

5.ドライマウス対策をする

実は唾液ってすごく大事な働きをします。
口の中の汚れを洗い流したり、乾燥させないことで細菌の繁殖を防いだり。

残念なことに、ホルモンバランスの乱れでドライマウスになりやすいです。
対策はいろいろあるけど、たくさんやると疲れて続かない。
日常の動きに合わせてケアしてます。

わたしが日ごろやっているケアは3つです。

食後にキシリトールガムを噛む。

ガムを噛んで唾液を出す戦法。
どうせなら虫歯予防などの効果があるものが良いとキシリトールガムを選んでます。

食後に噛んでます

キシリトールガム自体の効果が発揮されるのは3か月以上かかります。
ガムのパッケージには「1回に2粒を5分噛み、1日7回を目安に」とあります。
注意点は2つ。
キシリトールでお腹を壊す人もいます。
あくまでも予防対策なので、歯磨きの代わりにはなりません。

唾液腺のマッサージ

朝晩のスキンケアのついでに、アゴ周りの唾液腺をマッサージ。
皮膚の負担にならないようにクリームを塗った方がいいです。
夜はシートマスクを使っていて、マスクの美容液を首まで伸ばしてマッサージをしています。
お風呂に入っているときにマッサージするのも良いですよ。

6.良く嚙んで食べる

これって意外にできている人少ない気がしますね。
わたしもそうでした。

30回噛むとか言いますが、そこまでやると苦痛になってくるし。
実は40代を過ぎてから消化能力が衰えたんですよね。
胃腸への負担を減らすべく、良く噛んで食べることに。

一口食べたら、箸を置いて噛む。
このクセをつけるだけで噛む量が増えましたね。

日ごろから意識して習慣化させる

いかがでしょうか。
簡単にできそうだと感じましたか?
それとも難しいでしょうか・・・

歯科医院を受診したことがない人にとっては、ハードルが高いかもしれません。
先生との相性もあります。
合わないなと感じたら、歯科医院を変えてしまってもいいと思います。
わたしは周囲の口コミを頼りに今の歯科医院に決めました。
丁寧に説明してもらえるし、満足しています。

歯周病は、口の中だけでなく全体の健康に影響を及ぼします。
定期的な歯科検診を行うことで、セルフケアの意識も高まります。

プロのチェックとセルフケアで歯を守っていきましょう。



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