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誰かと同じ道

ときどき他の誰かと同じ道を歩くときがあって、仲間を見つけたい私は見つけた!と嬉しくなってしまうけれど、みんな同じ道を歩いているように見えてゴールは違う。ある分岐点まで来ると別の道に進む人もいる。その時一緒の道なだけで、みんな別の道。
今まで通った分岐点で別れたみんなは元気かな。また道が交わるときにすれ違うこともあるかもしれないし、もう一生会わない人もいたんだろうなあ。

別れた人が自分にとって大切な人だったりすると、うっかり追いかけてしまうことがある。でも追いかけてはいけない。同じ道を辿って自分の道を置き去りにしてはいけない。いずれ迷子になる。
それでも追いかけそうになるとき、その道は本当に私の道なのか、その先に私が望むものはあるのか、と問いかける。たいてい自分が望むものと他人が望むものは違っている。

人が選んできた道は信念そのもので、あなたのものではない。と自分に言い聞かせる。

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