コロナ禍の同人誌即売会 - 7月19日のおでかけライブin札幌146に参加しました

スタジオYOU様主催おでかけライブin札幌146に参加しました。
コロナ禍後はじめての地元でのイベント参加だったので自分用の記録としてレポートを書きました。

地方でしかも元々人が多く集まるようなサークルではないのであまり参考にはならないかもしれませんが誰かのお役に立てたら幸いです。
オンリー・オールジャンル共に参加経験有り、直近は2月上旬に同会場でのイベント参加でした。後で比較して述べます。

※取り留めなく書いたら5000字オーバーになっちゃったので目次から読みたいところだけ読んでください。


■参加した経緯


元々5月のオンリーに申し込んでおり、コロナで延期→自動振替での参加。(参加予定だったライブやそれに伴うツアー手配のキャンセル処理に追われ手続きを忘れてました)


■当日までに考えた対策・持って行ったもの

大き目のトートバッグにすべて詰め込める範囲で検討。

<設営>
とりあえず衝立的なものを置こう!と思って下記のような設営になりました。なんか工業的ですね。お隣がめちゃかわ頒布物だったので同ジャンルとは思えない感じになりました。

・有孔ボードにL金を結束バンドで留めて自立するように加工。
アクリルのフォトスタンドをはめ込み(孔の配置がちょうどよかった)、お品書きを展示。
・折りたたみコンテナボックスの上にスマホスタンドを置いてレターボックスに頒布物のチェキを展示。(Yの字が取れてたことに気づかなかったけど伝わるからまあいいよね)
・マネートレイ設置


<頒布物>
・本
参加数も少ないだろうなと思い種類を絞り、部数も少なめに。
今回(物理的に)薄い本しかなかったので仕切り付ファイル(こういうの)で保管、机上には見本誌を一部ずつ置き、都度仕切り付ファイルから取り出すようにしました。シールも同様。

・チェキ
これを使って作ってるんですがどうしても個体差があるのでこっちは現物展示。

<その他>
・消毒スプレー(手指消毒用)
普段から持ち歩いてるもの。気づいたタイミングでちょこちょこ用いておりました。
・マスク
暑いかもしれないと思って通気性の良いウレタンマスクにしたけどウイルス対策で中にマスク用パッド(わたしが使ってるのはこれ。かゆくならないしわたしは好きです。)を使用したので暑さが軽減された気はしなかった。
・ハンディファン
暑いか寒いかわからなかったので、暑かった時用に持っていったけどかなり助かった。(充電は途中で切れた。)

■当日の流れ・様子

当日は最高気温が28.2度。朝から日差しが強くて暑かった。

地下鉄に乗るとオタクの影がちらほら。(荷物が大きいのですぐわかる。)そうそうこれ、この感じだよイベントの朝!

会場は札幌コンベンションセンター。(当日の写真ではありません)

画像3


サークル入場時間が10:00~10:45で、わたしが会場に着いたのは10:10頃。


通常開催時は正面入口から入るのですが(いつもサークル入場時間ぎりぎりなのでいつも並んでるのかもしれない)、今回は正面入口のとなりの日陰に待機列がありました。

画像4

写真の正面が入口(南口)で、入場時並んだのはその左側の少し陰になっているところです。

各ブロックごとに分かれており、
≪コスプレなしサークル列≫≪コスありサークル列≫あとアーリー()のブロックとかも見えた気が?
着いた時点ではわたしの前に10組くらい並んでたかな?会場外のスタッフさんは5~6人前後は配備されていたと思います。

追記:ちなみにサークル入場後はわたしが入った入場口はトイレ通用口になっており、遅刻したサークルは一般参加者と同じ列に並んでの入場となったようです。(知り合いのツイッターで確認済)


入るまでに手首での検温の実施(暑かったし荷物多かったから心配だったけど大丈夫だったらしい)、並んでる間の距離確保の声かけと実施、手指消毒してない人に消毒液シュッシュしてくれるお姉さんが来るなどのイベントがあって外に並んでたのは体感10~15分くらい。
建物に入ってからも入場口まで整列して更に手首で検温、受付後も設置された消毒液で手指消毒を促される。


元々札幌のおでライは女子向けジャンルとクラフトが主で、さらに会場の半分くらいがコススペのコスイベ状態ですが、今回は外も開放(メイン入り口ではなく搬入口?を開放)してたこともあってか、いつもよりは会場内のコススペは狭めに感じました。今回知り合いのレイヤーも不参加で事情がわからないので参考にならなくてすみません。


会場内は用意されたスペースのうち6~7割参加かなという感じ。
いつもの机を1個ずつ並べて、間隔をあけてまた1個、という配置。(写真参照)

画像2


前後もいつもより空間があってゆったり。荷物の多いサークルさんは後ろも通路になり得るので目を離しづらかったかも。(まあ地方なのでそんなに大手サークルなどいない)


参加数日前に

おでライスクショ01


と主催からのお願いがあったので合体のところはフェイスシールド用意を指示されたみたいですが、当日行ってみないと対人距離についてはわからなかったので1SPに1人体制のわたしは用意して行きませんでした。

開場は予定通り11時。(控えめな拍手)
ぽつぽつと人が入って来るものの、静か。20分ほどしてからやっとBGMが流れる(なお初手はカタルリズム)。


開場してからスタッフさんが個々に見回り、フェイスシールドが配布されました。合体じゃなかったけどオンリー参加で1個の机に2SPある状態だったのでソーシャルディスタンシング確保の為と思う。

運営側で配布してくださったのはこのタイプで、
わたしはウレタンマスクだったのでウレタンが千切れそうでひやひやしながらつけてました。あとやっぱり暑かったし飲み物が飲みづらかった。ここは自分でも一応対策していけばよかったなぁと反省。

追記:定期的にスタッフが見回り、フェイスシールドをしていないサークルには装着を促していました。大きなもめ事はなかったと認識しています。柔軟な対応は大事。

わたしは11時半頃お昼を食べに外に出て、30分ほどしてスペースに戻りました。再入場と一般入場は最初に入場した南口ではなく左端の大ホールに直接繋がる入口からの入場になっていました。

その際に外でコスプレ撮影しているのもちらっと見えました。
かなり換気がよくなるよう会場内の複数の出入口を開放してくださっていたものの、マスクとフェイスシールド着用のため会場内では少し暑かったと感じましたが、天気は良かったので自然光の下で撮影できるのはよかったのではないでしょうか。(どうなんですかね。)

買い物したり、頒布物を手に取っていただいたりしつつ、イベント自体は15時迄でしたがわたしは14時で少し早めに撤収としました。

追記:体感ですが13時頃に撤収、13時半頃に撤収のサークルさんも多くみられ14時頃にはもう結構少なくなっていたと感じました。

わたしはその足で徒歩でごはんを食べに行ってしまったので帰りの公共交通機関の込み具合はわかりませんでした。

あまり目新しいものも無く、新刊も諦めたのでプレビュー版のコピー本だけだったのですが、こんな状況でも手に取っていただけて本当にうれしかった……。自ジャンル以外で自分の欲しかったジャンルのサークル様も今回不参加だったのでお買い物は少なかったですが、別ジャンルで友人が参加してたので少しお話が出来てよかったです。約半年ぶりにリアルで会えました。オンリーがあったということもあり、自ジャンルのレイヤーさんもいて大変眼福でした。


■前回参加時と比べて


前回(2月)はオールジャンルでの参加でしたが、すでにコロナが市中での噂になっていたのでわたしはマスク着用(わたしは鼻炎持ちなので年中してますが)+消毒液持参でしたが、対策への力の入れ方も人の入りも大きく違ったように感じました。
スペースに関しても、今回が6~7割程度の埋まり具合と上に記したとおりの所感でしたが、前回はそこまでお留守もいなかったと感じたので9割くらいのサークルが当日参加していたと思います。

ただ、今回軽く会場を回った時に最初から「空」と書いてあるスペースも見かけたので、主催側が故意に空間を確保して配置していたのかも知れません。(自動振替にせずキャンセル処理をしたサークル様かも知れませんが)


■周りでしていた対策、また反省点


主に設営に関してですが、わたしは着席ですが歩いている人は当然目線が高いですし、足を止めてくださる方がいれば起立して接するためA4サイズの有孔ボードは効果があったのかわからないなと思いました。荷物の大きさの関係でこれ以上のものは持っていけませんでしたが。


また、チェキは現物だったのですがスリーブや袋の用意まで気が遣えず手渡しになってしまったのが申し訳なかったです。


それからマネートレイを全然活用できてなかった…これも机に置いただけだったので自分でも気に留めにくく忘れがちでした。(人ってお金を手渡されると受け取ってしまう生き物ですね)
友人のスペースでは高い位置(目線がいく高さ)に置いてあって目にも留まりやすく使いやすかったです。


もうひとつあげるならやっぱりビニールシート。お向かいのスペースでは透明のビニールシートをポスタースタンドに挟んで設置してらしたを見てやっぱりなんとなく安心するなと思いました。(いかにコンビニなどのビニールシート設置が馴染んできてしまっているかという話でもありますが)

わたしは前日の2時にやっと製本が終わった民なのでそこまでの対策も講じられず…まずは心と時間の余裕を作るところからはじめたいです。


■所感


文字ばかりになってしまい自分の感想なんかは完全に蛇足ですが、
久しぶりの即売会イベントの参加、それ自体がやっぱり楽しいなと思いました。
準備の時間も含めて、オタクって基本的に自分の好きなものに向けて思考や行動するのが好きだと思うので。


そもそも二次創作自体がかなりグレーな存在で、そんな背景がありながら、もしも今日のイベントがクラスターになんてなってしまったら槍玉にあげられ同人という文化自体も公に曝され全国全世界の人間に後ろ指を差されるのでは…?まで考えましたしかなり悩みましたが、長年オタクをやってきて、二次創作が好きで(一次創作も勿論大好きです)同人誌が好きで、これからもイベントに参加したいと考えているので自分の目で状況を見たいと思って参加しました。(※今回の参加を見送った方の意に反するものではありません。その選択ができることもとても素敵です。)

ちなみに下記は前日の深夜寝る前まで思い悩んでいたわたしの様子です。全部準備してから日和るな腹を決めろという感じですが…


主催側も色々準備や対策をしてくださったんだろうなと感じましたし、今回サークル参加した方も一般参加された方も様々な思いがありしっかり準備し参加されたものと思います。(会場にも感謝です)

みな今までどおりを目指して、文化として楽しい同人を守りたい気持ちがあり今回のイベント開催へ繋がったのだと思うので、次回・次々回とまた楽しく参加出来る機会があればいいなと思います。あとは2週間程度のうちにクラスターでした!みたいな報告がないことを祈るしかできませんね。

9月、12月とまた同会場で開催予定なので、状況や対策の仕方は日々変化すると思いますが、どんな感じだったかだけでも伝わるといいなと思います。

参加時購入のパンフレットの金沢印刷さんのお言葉に涙がちょちょぎれました。

部数多く作るときはきっと利用させていただきます!

個人的には推しの印刷所応援の意味もあり新刊の完成を目指してたのが間に合わずプレビュー版になってしまったのが残念ですが、また次のイベント参加ができる機会があると信じているのでゆっくり進めようと思います。(フラグ)

それではみなさまどうか健やかにお過ごしください。またイベント会場でお会いできるのを楽しみにしております。

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