「受容」という言葉の意味する奥深さ
キャリアコンサルタントを目指す方と話していて、「パワハラ上等って思っている顧問先の社長と、どう関わったらいいか?」という話になりました。
かかわりを学ぶ中で、ロジャーズの基本的態度に挙げられる「受容」は共感と並んでとっても大切
とは分かっていても、パワハラを平気でする社長を受け容れることなんてできない!
そりゃあそうですよ、パワハラを受けている従業員のことを思ったら許せない!!
ただ、社長に変わって欲しいという思いを踏まえると、人が変化するためには、理解してくれる聴き手(キャリアコンサルタント)との相互作用が必要です。
そのためには、
やっていることに目を向けて、批判的になるのでも、同調するのでもなく、
「問題を抱えたその人を温かく大切に思い、認めること」
それこそ、その人を分かろうとする共感と互いに絡み合う「受容」の本質。
これなくして信頼関係は築けない…
その思いが伝わるからこそ、その人は自分のことを正当化することなく、安心して自分に向き合い、自分の思いを語り、聴き手の問いかけによって周囲への視点も変わるのです。
文章だと分かったような気になるけれど、これが奥深い。
態度として体現できるようになるまでは、一歩ずつの積み重ね。
私も一緒に、日々精進します(>_<)
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