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金色の風    詩

光る風  父の頭にバラの冠、痛々しくも見てるだけの光景。
最も試練を与えられる今時の空の下。
母は呼吸をして生きながらえてる。
光る風 母の筋肉微弱ながらバラの冠
痛々しくもコロナの風で会えもできず
想像する。痛々しくあろうと仏壇に
造花ばかりあげっ放しで罪にはならぬかと生花をあげたい所だが又もやいらぬと従うのは父の一声。光る風。
良き吉報を待ち望んでしばし悲しみは
お預けにしよう。

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