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観音の涙    詩

貧しい悲しみちりも積もれば山となる

大悲の心を知れば観音として慈悲の涙をこぼすんだ。
ただ寄りそって小さな幸せをつかめば
いいと思えどこんな簡単な事ができずにいた。
はるか昔主人は憎らしげであった。
風の便りで亡くなったと聞き憎さは哀れみとなった。

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