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天才の種を育てる継続

継続することで輝く人生

これは自分を人生の経営者と考えて、望む最高の人生を自分らしく明るい人間関係と共に生きるためのヒントを、私の経験をアレンジして会話形式でお伝えするオリジナルストーリーです。

[主な登場人物]
主人公:佐々木只美(コミュニティ運営会社で研修中)
メンター:中根雪江(佐々木の指導係)

私は佐々木只美。前職でお世話になった雪江先輩の今の会社で正式採用してもらうため、経営者脳を手に入れる研修中です。研修内容がやっと本筋って感じになってきました♪

雪江:さて今までは表面的な、経営者脳になって輝く人生を手に入れる!みたいな、ちょっと抽象度の高いお話をしてきたんだけど、どうだった?

佐々木:そうですね、理屈的には分かったような気がします。ただ、やっぱりフワッとしていて、で、結局、具体的にはどうすればいいのかな?という感じです。

雪江:そうだよね。では、ここからは具体的に未来に対してどうしたらいいか?というお話をしていきます。

佐々木:お~いよいよですね♪

雪江:なんかすごい期待値高いっぽいけど、やることは地味だよ。よくいるんだけど、秘密のトレーニングとかあって、それを知ったらまるで魔法のように明日からキラッキラに輝くとかないからね。

佐々木:な~んだ、そういうのはないんですか?残念…。

雪江:これから佐々木さんの望む未来、つまり目的地を決めていくんだけど、初詣とか今年の目標みたいに決めたら満足ってのじゃないからね。佐々木さんは初詣に神様にお願いしたこと覚えてる?

佐々木:えー、覚えてないですね・・・お金持ちになりますようにとかだったかな?(苦笑)

雪江:目標とか願望って、神様にお願いしたり紙に書いたりしたら満足するから叶わないんだよ。つまり、この世にひとっ飛びで目的地に辿り着く方法は存在しないと思ってね(笑)!

佐々木:でも、たった1カ月で月収100万円達成とか聞きますけど、魔法とは思わないですが、ああいうのって、なにか大きな秘密があるっぽくないですか?

雪江:ないよ。恐らく本当に1カ月で達成しちゃったなら、相当運のいい一発屋か、それまで積み上げてきたスキルとやり方が合致したからだよ。

佐々木:なるほど、この前先輩が言っていた土台ができていた人ってことですね。

雪江:そういうこと。だから地道に行きますよ♪

【コラム】
継続が天才の種を育て輝きを放つ元

生まれながらの天才という人も世の中にはいます。でも、どれだけ天才であっても、それは持って生まれた才能のひとつというだけです。私たちは必ず何かしらの宝物を持って生まれてきている、と言われているので、どんな人にも天才的な何かしらの能力が存在するのです。

それがたまたま、周りから見ても魅力的で認知された能力である上に、その能力を継続的に磨いている人が頭角を現すと「天才」と呼ばれます。

つまり、生まれながらにして持っている「天才の種」を継続して育てた能力が天才となるのです。

天才ドラマーと言われた女性は、小学生の頃から一日2時間みっちりドラムの基礎練習をしてから、通常練習を何時間も行っていました。天才DJと言われた男性も、世界で自分にしかできないテクニックを習得するために、一日のほとんどの時間を練習に充てていました。

野球の大谷選手だって、将棋の藤井棋士(タイトルが多すぎて、どう呼んだらいいのか分かりませんので棋士にしました。)だって、膨大な時間を割いて練習しています。

そういう人たちの多くは、自分が天才の種を持っているから苦労して継続しているというワケではなく、楽しくて仕方ないから夢中でやっていたら天才の種として育っていた、のです。

苦労してイヤイヤ継続するのではなく、楽しくて思わず夢中で継続してしまった!というものが見つかれば、それがあなたの人生に輝きを生む天才の種になるのです。それは必ずしもメジャーなものではないかもしれませんが、誰にでもひとつ、あるいは複数の天才の種が埋まっています。

人生の目的を決めるとは、その種を探し育てていったあと、自分の人生にどう活かしていきたいか?という所まで思いを巡らせて、行きつく先を決めることです。そう考えるとワクワクしてきます。

なので、どちらかというと人生の目的を決めることより、この自分の人生に対するワクワク感こそが、あなたの人生を輝かせる元になるのです。

※ちなみに天才の種は本来、いくつも自分の中に埋まっています。自分にはこれしかない!と考えるのではなく、ワクワク感を頼りにたくさん候補を上げてみるのもいいと思います。

【コラム】継続が天才の種を育てて輝きを放つ元

最後までお読みいただきありがとうございました。

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