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【妖精の小さなおじさん】を見たハナシ

今までに【小さなおじさん(妖精?)】を見たことがある人はどれだけいるのだろう?
そもそもこの小さなおじさんという言葉が浸透しているのかも疑問なのだが…

私が小さなおじさんに興味を持ち始めたのは
以前テレビでおすぎ&ピーコさんが
「小さなおじさんを見たことがある!」と言っているのを見たときからだ

彼らの話によると、引っ越しをした時なんかにその部屋の氣が良いと小さなおじさんが現れるというのだ


背丈は5cm〜20cm位で
本当におじさんがそのまま小さくなったという感じで
中には刀を刺した着物服姿の侍のおじさんもいるという

この小さなおじさんに遭遇すると『良いことがある』といわれていることから、姿はおじさんだけど妖精という部類に入るらしい(妖精のイメージを大きく覆してしまうが..)

かれこれこの番組を見たのは15年前くらいでその当時の私は「そんな世界があるのーッ!!」と大きな衝撃を受けた

その日から私の夢の一つに「いつか小さなおじさんを見てみたい」が密かに加わった

とりあえず周りに見たことがある人がいないか聞いてみたが、見たことがあるどころか小さなおじさんの存在を知っている人自体まずいない


そもそもそんな話を持ち出す私を
不思議がったあげく頭がお花畑扱いされてしまう始末で

勝手に皆も興味が湧く話かと思ったが意外にそうじゃないらしいと学んだ私は大人しくこの話題を封じることにした


それから月日は流れて小さなおじさんの存在も薄くなっていた頃



「俺小さいおじさん見たことあるよ」

とさらっと公言してきたのは現在の彼。
それは付き合って1ヶ月経った頃の話だった

元々お互いオカルトが好きで、自然とそっち系の話になり、私が小さいおじさんを見るのが夢だと語ったのがきっかけでこの話に発展したのだが


あんなに探しても見つからなかった『小さいおじさんを見たことある人』がこんなにも身近に、
しかもパートナーなんて世の中はなんて不思議で感動的なのだろう


むしろ『小さなおじさんが見たい!』という
私の思いによって幸か不幸か彼は私に引き寄せられてしまったのではないだろうか..



だとしたら私たちは
小さなおじさんによって出会ったことになる
これは小さなおじさんに感謝だ🙏🏽✨


とにもかくにも
彼の体験はこうだ


夜中に突然、体感震度8度くらいの揺れと

「ドドドドッッ!!」

というけたたましい足音で目が覚めた彼は地震だと思って飛び起きた

と同時に


ものすっごい勢いでドアに向かって走っていた
小さなおじさんがバッ!!と彼の方へ振り返り
彼をチラ見してまた走り去ったというのだ

時間でいうと0.1秒ほどだったらしい

身長は手の親指より小さくて
夜中で真っ暗だったのにも関わらずおじさんの顔が
ハッキリと脳裏に焼き付いているそうだ

その顔は今でもすぐ思い出せるという
というより話をするうちにどんどん蘇ってくる感覚らしい
それだけではなくて、その時の部屋のレイアウトや着ていた服、かけていた毛布の柄まで鮮明に覚えているという

外見の特徴はというと眉毛が濃くて、口髭は口の周りを四角に生えていて、頭は3㎜くらいの坊主で
目が大きくてギョロっとしていて印象的だったみたい

とにかくおじさんの足が早すぎるのと
身体は早すぎて残像だけ残っているみたいにぼやけていて顔が異様にデカかったらしい(でも親指より小さい)

ちなみに下の絵が彼が再現した自信作の躍動感のある小さなおじさんの絵。笑

眉毛と口ひげとギョロっとした目が印象的だったらしい



その当時、彼は高校2年生でプロ野球選手を本気で目指していた。けれど肩を怪我してしまい泣く泣く野球を辞めるという決断をした絶望のときだった


彼曰く、この小さなおじさんを見た直後から絶望の人生が変わったという


野球を辞めて、ただただ絶望していた日々から小さなおじさんを見た直後にスッと頭を切り替えられて、肩が使えないなら足を使えばいいとサッカー部に突如編入。



そのサッカー部の中に大学を全額免除でいこうとしている子がいてその子の影響で勉強とは無縁の生活をしていた彼もこの全額免除を目指し始めた


しかしこの当時の彼はプロを目指していた為、寝ても覚めても野球尽くしの生活をしていて勉強をする時間など毛頭なかった

だから勉強を始めたときの成績はだいたいトータル平均で2.
270人中260番台というお世辞にも良いとは言えない成績だ


この成績を残りの2年間で全科目オール5をキープし続けないと全額免除の対象成績に入れないという瀬戸際で
そこから狂ったように勉強してなんと見事全額免除で大学へ進学。

大学進学後は4年間の内に様々なプロジェクトに関わり海外を飛び回り、その後卒業間際で卒業後は就職はしないと決めていた時に7歳年上の私と出会い海外へ

という野球を辞めて絶望の淵にいた当時の彼からは想像もつかないような今の生活らしい


かれこれ15年以上も小さいおじさんを思い続けている私にとってはその存在すら知らなかった彼がおじさんに会ったことがあるなんて少しジェラシーなのだが笑


でもこんな話が聞けたのもきっと
一歩、小さなおじさんに近づいている証拠なのかなと前向きに思ってみる

私たちが見ている世界は1つのようでやっぱり色んなパラレルがあるって本当なんだなとこの話を通して改めて実感🌍
そしてこんな不思議な経験をしている人が世の中には出会っていないだけでたくさんいるのかと思うと胸が高鳴ってしょうがない


今日も私が出会う小さなおじさんはどんな人なんだろうと思いを馳せながら眠りにつこう🌛.✴︎



この記事を読んでくれている人の中にも小さなおじさんに会った人はいるのかな?🌞


もし、見たことがある人がいたら
コメントで教えて貰えたら嬉しいな✨✍️

ではおやすみなさい💤








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