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「樽の法則」を知れば、きっとあなたも「利他的なアクション」を取りたくなる

突然ですが、あなたは世話好きですか?

職場や趣味のサークルなど、所属している組織・コミュニティで、周りの人のお世話やお役立ち情報のシェアなどを率先してする人、いますよね。

決して、暇を持て余しているから暇つぶしにしているのではなく、むしろ「この人はいったい、いつ寝てるんだろう?」と思うくらい忙しそうな人なのに……。というケースも珍しくないと思います。

お金をもらって仕事としてやっているわけでもないのに、なぜそこまで熱心に取り組めるの?と思うくらい、その組織に対してコミットできる人。

そういったタイプの人たちは、単なるお人よしなのではなく、道徳心からでもなく、その方が自分も皆も得だと知っているから、熱くコミットできるのです。

意識的にか無意識のうちにかはともかく、場のレベルを底上げすることが、結果として自分が享受できるメリットも最大化できるとわかっているから、と言えば伝わるでしょうか?

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「樽の法則」を知っていますか?

ワインや日本酒、ウイスキーなどの木樽を思い浮かべてみてください。
何枚もの木の板をつなぎ合わせて、1つの樽ができていますよね。
もし、極端に高さの低い板があれば、その部分から中のお酒が漏れ出てしまいます。

どれだけ大きくて、上質な木の樽でも、板の高さが揃っていなければ、樽いっぱいにお酒を入れることはできません。
全ての板の中で一番低い位置が、その樽の容量を決めてしまうのです。

組織内の意識やスキルに大きなバラつきがある場合、自分だけが高い板だったとしても、樽全体で貯めておけるお酒は少なくなります。
樽にたくさんのお酒を貯めたければ、自分以外の板の高さも上げるしかありません。

その手助けこそが、組織内で他のメンバーのレベルアップのために貢献することなのです。
互いに知恵を出し合い、板の高さを上げながら、おいしいお酒づくりに励むことができれば、樽はたくさんの美酒で満たされるでしょう。

メンバーが思い思いの大きさのグラスを持ち寄って、何度も楽しい乾杯ができたら、最高ですよね。

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周りの仲間を助けることは、結局、自分のレベルアップのためになるのです。

そんなことを、もうかれこれ14年という長い年月をかけて、月2回集まって学ばせてもらっている事業家コミュニティが「天籟塾」。
ここでの学びを、他の場でも活かそうと常々意識しているのですが、声掛けの「火加減」が下手で毒舌なもので(笑)、いつも悪戦苦闘しています。

素敵なお仲間さんたちと、自慢の樽をシェアできるコミュニティ。
もっと増やすアクションを地道に続けていくぞー!

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