顔で選ぶオンナ ～よーく見極めよう、見た目は大事だよぉ～

自他ともに認める、面食いオンナ・椿れもんです。
好きな芸能人は、福山雅治、阿部寛、稲葉浩志、斎藤工、高橋克典……。（敬称略）
他にもまだいますが、例として挙げるには、もうこのくらいで十分ですよね。

イケメンで、イケVoiceな、男の色気漂う人がとにかく大好き。
私の好みは、とてもわかりやすいのではないでしょうか。

今回は、そんな面食いオンナの私が、「人を顔で選ぶ」理由について、熱く語りたいと思います。

“きれいなおねえさんは、好きですか。”

覚えている人も多いかと思いますが、1992年から松下電工（現パナソニック）が女性向け美容家電のテレビCMで使用していたキャッチコピーです。

初代イメージキャラクターは、女優の水野真紀。
以降、2代目・松嶋菜々子、3代目・片瀬那奈、4代目・中谷美紀、5代目・仲間由紀恵が歴代「きれいなおねえさん」を務めました。（敬称略）

（参考） https://mag.sendenkaigi.com/senden/201709/pickup/011327.php

イメージキャラクターの女優さんの好き嫌いはともかくとして、そもそも「きれいなおねえさん」が嫌いな人って、この世にいるんでしょうか？
鼻の下を伸ばしているオジサンだけでなく、同じ女性からみても綺麗な女性は憧れです。

人は見た目が9割

人間が五感から得る情報のうち、視覚の割合が8割を占めると言われています。
また、2005年10月に新潮社から発売された書籍「人は見た目が9割」（著者：竹内一郎）はベストセラーとなり、大きな話題を呼びました。
容姿の美醜ではなく、しぐさ、表情、声のトーン、服装など、非言語コミュニケーション（見た目の印象）がいかに重要であるか、様々な例を挙げて説かれています。
非言語コミュニケーションについて書かれた類似の書籍は、今も数多く出版されていて、人々の関心の高さがうかがえます。

政治家も顔で選ぶ

「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」そんな風に言われたことがある人も、いらっしゃるのではないでしょうか。
うちの両親（特に母）は、いつも口癖のように繰り返していました。

私は選挙で誰に投票するかを、たいてい顔で選んで決めるようにしています。
マニフェストだかマニュファクチャだか知らないけど、これでもかとばかりに並べられた政策やうわべの公約よりも、候補者の顔を見て選ぶ方がよほど確かな気さえするほどです。

拝みたくなるようなお顔の庭師さん

先日、我が家の小さな庭に生い茂った庭木の剪定に、庭師さんが来てくださいました。
これまで、いくつかの業者さんなどを通じて何人かの方に来てもらったのですが、思うところあって今年は新たに依頼先を探すことに。

母がCMで見たという某サイトで検索したところ、人柄の良さが滲み出ている仏様のようなお顔の庭師さんの写真に、私はビビッときました。
同じエリアの他の人と顔や価格・サービス内容を見比べて、やはり間違いないと思い、母に猛プッシュ。
そして、同じ依頼するなら、サイトを通さずに直接お電話でと思い、個人のホームページを見つけ出し、善は急げでさっそく依頼しました。

依頼殺到の売れっ子庭師さんで、だいぶ日数を待つことになりましたが、見積り段階から感じが良く、過去に利用した他社よりリーズナブルだと、母はすっかり気に入った様子。
そして、当日。とにかく仕事が速くて丁寧で、非の打ち所がない職人さんでした。

まさに、顔で選んで大正解！！
職人さんは腕で選ぶのが普通だと思いますが、やはりある程度の年齢を重ねた方は、お顔にいろいろなものが表れてくるものですね。

私もリアルにお顔を拝みたくて(笑)、「私が顔で選んだんです！」と伝えずにはいられず、庭先まで出て行って、お礼がてら大きな声で叫びました。
庭師さんは、「どうしよう、なんも出ーへんけど」と顔をくしゃくしゃにして、照れくさそうに笑っておられました。

天然の「ええ顔」オーラは、加工アプリを凌駕する

近年、画像加工アプリの進化で、少々の難は無かったことのように綺麗に隠せてしまうため、写真だけで判断するのは難しい部分があるかもしれません。
就活の履歴書に貼る証明写真も、修正をするのが当たり前になって久しいです。

それでもやはり、人の良さが内面から滲み出ている、天然の「ええ顔」にはかないません。

ええ顔から発せられるオーラには、加工アプリを凌駕する素晴らしい魅力がある。

そう思いませんか？

結論：顔で選ばれる人を目指そう

40をとうに過ぎた私。自分の顔の責任を持たねばならない年齢に入っています。
自分のことを棚に上げて、エラそうに他人様を顔で選ぶ話ばかりしているようではいけませんね。
そろそろ、自分自身が顔で選んでもらえるよう、まずは写真嫌いの克服と、自分磨きに励まねばと思います。

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