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会社員が不動産を買うために時間捻出するには

現金を貯めることや不動産屋さんとのお付き合い以上に難易度が高いのは会社員が時間を作ることです。ここでは仕事が忙しく、休みが取りづらい会社にことを指します。

このJTC(古典的な日本会社)だと休む=悪と思われているう企業がまだまだあって、休む理由を提出して上長が許さないと休めない会社なんて話も聞きます。

いい物件を不動産会社に紹介されても仕事の日で動けない。次の休みは5日後でその頃に問い合わせするとすでに買い付けが2軒入っていて勝ち目ほぼゼロなんてことは少なくありません。スピード勝負なのです。

じゃあ、会社員は不動産を買えないってか!と思うかもしれませんが、そうではありません。

鬼指値をしない

1番手だろうとも2000万円の物件を500万円引きの1500万円で買付を入れるようなことはしません。

当然安く買えたら利回りが上がるので交渉するのが常となっている人も見ますが、例えば5032万円の数字を丸めて5030万円にもしません。
それなりに納得している立地、建屋、価格帯だったら売主さんの価格そのまま買い付け入れています。

仮に1番手でも鬼指値すると、満額回答の2番手3番手がいればそちらに売ればいいのですから。
僕は価格が合わなければそもそも買付を入れません。

職場or自宅から車で片道1.5時間までの物件にする

ドミナント戦略で地元でというのもわかります。地の利があるおかげで良し悪しの判断もつきやすいのでしょう。
ただ、休みが取れやすくないと厳しいです。
Googleマップで物件を見て、買付を入れている人もいるらしいですが、経験豊富でなければ避けた方がいいかと思います。

それならば、自分の家やオフィスから近いところの物件を買えばいいのです。麻布に住んでるから近くは無理!とおっしゃられるかもしれませんが車で片道1.5時間以内、東京からだと埼玉、神奈川、千葉の都会と言いづらい場所まで範囲を広げれば物件は必ずあります。これなら仕事終わりでも見にいけますね。

車を持っていないなんて人はレンタカーを使いましょう。この辺りはまた別記事で書きます。

不動産会社と仲良くなる

収益物件を紹介してくれる業者さんと仲良くなって、紹介してもらいやすくしましょう。当たり前に思うかもしれませんがコミュニケーションをとっている人はどれだけいますか?

楽待や健美家を一切見なくなりました。
過去、楽待でいい物件を見つけて業者さんに確認したらすでに買い付けが入っている場合がほとんどでした。みんな見ているので競争激しいです。そこに時間も取れないし、スピードを出すのも難しい会社員が飛び込んで競争に勝てる可能性は低いのでやめました。

収益物件専門で信頼のおける営業担当さん、何人かとしっかり関係作りをした方がいい買えます。

最後に

土日休みで平日身動きできない会社員は不動産投資において不利は間違いありません。頻繁に休みを取ると本業に問題が出たり、人事考課が下がったりといいことがありません。

とっておきの平日有給を使うのは金融機関の融資の相談、審査のみにしています。仕事終わりや土日を調整しながらでもなんとかなるものです。

某不動産投資YouTuberに平日身動きが取れず休日だけでなんとかする方法はありませんか?と質問しましたが考えが甘いと切り捨てられました笑
それなら仕事をうまく抜け出す、平日動ける会社に転職する等々、工夫しなさいと。
正論ですが、各々事情があってそんな簡単に仕事を変えたりできないので、ご意見は素晴らしいですが僕は今ある環境、少ない時間で工夫しながら不動産を買うことができました。


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