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あの頃~忘れない~


震災以降の不安な日々を過ごす

あの甚大な大地震だったから
緊急地震速報の音が何度もなって

地震が怖いよりかは警報音のトラウマを抱えてしまった。

ライフラインで困ったのが断水だった

お風呂は入れず、体を拭くだけで
なるべく洗濯物や食器の洗い物を少なくして
トイレの水はお風呂のお湯で流す生活が1週間続いた。

役場で給水があると情報があったから
家族で給水用のボトルを抱えて役場まで歩いていった。

田舎だから片道2キロ程

キツかった


ガソリンスタンドは行列できるが
まさかのガソリン不足

スーパーは営業停止
食材が底つきそう…


世の中がこんなに変わるとは思わなかった


テレビでは沿岸部の津波映像が流れて言葉を失った

お天気カメラが捉えた福島第一原発の水素爆発

当時の官房長官だった枝野さんが
避難を呼びかけていた。



生まれ育った福島が


放射線に汚染された


お先真っ暗



テレビで見た衝撃映像はトラウマだらけ


震災から12年
トラウマは抱えている


自分だけでは無い皆抱えている


皆苦しんでいた…
乗り越えようと必死に闘っている

震災を知らない子供たちが増えた


あの頃の教訓は忘れない
忘れてはならない

やがて自分の子供にも語り継いでいく使命があるから


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