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さんたんげん わんたんめん

スッキリ感☆ーシリーズです。スッキリすれば、英語はスムーズに流れ始めます。

Be動詞とDo動詞の次に、引っ掛かりやすいのは、さんたんげん。
わんたんめん、さんたんげん。(ただ言いたかっただけです笑)
三単現のSです。

私とあなた、以外の、
ひとりの人、またはモノを主語にするとき、
かつ、今のことやいつもの習慣を表すとき、
動詞にSがつく。三人称単数現在のS。

日本語では、そもそも主語は省略され、
ひとりなのか 二人以上なのか、あいまいでも気になりません。
気にならないということは、忘れても気づかない。
だから、よく忘れます。Sのこと。
書いてあっても、みなさん発音しません。

みなさん、気づいてないことに気づいていない。
動詞にS ついているのに、発音しないんです。
目に入っているけど、すっ飛ばして発音しています。
これはかなり興味深いことです。

どうすれば気づけるようになるか?
さんたんげんのS、忘れずに発音できるようになれば、文を作る時も忘れないようになります。


ローコンテクスト文化の英語では、主語で、誰が何人存在しているかを、まず最初に宣言します。
誰が?一人なのか?二人以上なのか?モノなのか?
主語をおいてこそ、動詞が決まります。主語と動詞は連動しています。

ハイコンテクスト文化の日本語は、「場」を相手と共有することで成り立つので、主語は、言わずもがな、お互いわかってるからあえて言わなくていいよね、と。「場」がつないでくれる言語と言えるかもしれません。
だから主語が切り離されていても、気にならない。

真逆の特性を持つ二つの言語を、わたしたちは懸命に擦り合わせる努力をしながら学んでいるんですね!

引っ掛かりやつまづきを、悪いものと捉えるのではなく、違いから生まれる興味深いもの、として楽しめると、いっそう流れもよくなりそうです。

#30daychallenge