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”できることがある”と気づく

少しづつ変化をして 少しずつ自分にOKを出して、行動が明るく変わっていく…そのさまを共有してもらえることは、どんなことよりも喜びです。

海外からの旅行客に道を聞かれたときに英語でご案内できる力をつけたい、という動機で、英会話を始める生徒さんは少なくないのですが、(ほんと親切だなぁ…)

自分はまだまだ力不足だから、道を聞かれてもNo!と断っちゃいます…
助けてあげたいけどごめんなさいという気持ちで通り過ぎます…
というお話をしてくださる表情は、残念そうでもありホッとしているようでもあり。

力不足じゃない完成形というものがどんな状態なのか、イメージはお一人お一人違います。そして、ご本人がご本人にOKを出さないことには、行動できないのだと思います。

「恥ずかしい」
「失敗すると嫌だ」
「早口で言い返されると対応できない」
「他人にどう見られるか気になる」
「私が助けなくても誰かが助けるだろう」
「私より英語ができる人はきっといるはず」

などなど…信じていることは、個人的かもしれないし、みんな共通なのかもしれない。一人ひとり目標が違い、持っている英語力が違い、何を信じているかも違う。だから、行動できる/できないは、個人によって異なります。

でも、ただひとつ、わたしたち全員に言えることは、
信じていることが変化すれば、行動は変わるということ。

実験的にこういうのはどうでしょう?
旅行者の人を助けたいけど、英語でいっぱいしゃべられたら嫌だからやめておく、という状況に対してのご提案です。

Do you need any help? (なにかお困りですか?)と声をかけます。
たとえば相手がベラベラと喋り始めて、全くわからなかったとします。
スタッフが駐在している場所であれば、
OK!  I'll get someone. (誰か探してきますね)と伝えて、
駅員さんや学芸員さんとつないであげる、というのはいかがでしょう?

必要なフレーズは2文だけー”Do you need any help?" "OK!  I'll get someone."
相手の返事が多少わからなくても、落ち着いて助けることができます。

旅行者には安心を与えてあげられるでしょう。
なにか少し役に立てたことで、あなたは達成感と自信に満ちます。
Win-Winです。

”できることがある”と気づくことは、 ”できることがない”を変えることができます。信じていることが変わると行動が変わります。

少しづつ変化をして 少しずつ自分にOKを出して、行動を変えることができるんです。ぜひ、可能性を探す探究もしてみてください。お手伝いします。