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初めてのnote「愛媛にJリーグができれば、そこがディズニーランドになる」愛媛FCに関わる夢と現実とこれから。

これは、愛媛FCで活躍し、2005年末にJFLで優勝し、Jリーグ昇格へ導いたレジェンド・友近さんの言葉。キャラクターがいて、グルメがあって、愉快な音楽が流れて、そこにいるだけで幸せな気持ちになれるディズニーランド。行く時は何日も前から楽しみで、みんなから羨ましがられ、家族みんなで楽しめるディズニーランド。愛媛でもそんな空間が楽しめるかもしれないと、Jリーグ昇格に向けて闘うクラブを応援しながら、本当にわくわくした。
 
愛媛FCがJ2に昇格して、今年で16年目。このクラブの規模で、何とか毎年残留し続けているのはすごいことで、恵まれているとはいえない環境下で努力したクラブに関わる全ての人のおかげだと思う。
 

けれど、昔思い描いていたディズニーランドには程遠い。

成績も観客数もリーグ最下位レベルで、愛媛FCというクラブの価値の高まりもなかなか実感しづらい状況が歯痒い。全国各地のスタジアムに行けば、ディズニーランドのような空間に出合うことがあって、本当に羨ましくて少し悔しい。
 
それでも、観客が30人くらいの四国リーグ時代から20年以上応援し続け、その間、小1~中3までの9年間はアカデミーでもお世話になった。物心ついた時から人生をともにしてきた大切なクラブ。
 

だからこそ・・・

愛媛FCがもっと多くの人と関わり、その人たちの人生を豊かにできる価値ある存在になってほしいと思う。そして、愛媛FCを通して、この街がもっと元気で幸せな街になってほしいと思う。本気で。

最近、多くの方がそれぞれの立場で、このクラブのために動いている姿を見る。ここ数年、閉塞感が漂っていたこのクラブに関わる状況が、今、少しずついい方向に向いているような気がする。
自分にも出来ることはないだろうか。考えてみたらアイデアはいろいろ浮かんできた。このまま、思っているだけで何もしないと後悔する。そんな思いで、衝動的に始めてみたのがこのnote。続くか分からないけれど、様々な角度から思いやアイデアをアウトプットすることで、自分の頭も整理してみたいと思う。
 
最後に…以下、友近さんが引退を発表した時のブログの一部(勝手に引用してすみません)。共感できる素敵な考え方です。
 
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1882年に着工された、バルセロナのサクラダ・ファミリア…
120年以上経った今も完成していない。
愛媛FCも永遠に完成しない…
僕の選手としての、役目を終えたいと思います。

家作りには色々な役割が必要です。
サポーター、ボランティア、スポンサー、行政、選手、スタッフ・・・
たくさんの柱がある家は、なかなか崩れないでしょう。
 
あなたの得意なことは何ですか?
庭作りでしょうか?大工仕事でしょうか?
「こんな応援だったら、私もできるよ!!」
そんな…
 
愛媛FCはみんなでつくるチームなんだと思います。
僕の次の役割はなんだろう?
 
「Jリーグにあがることが全てではない」
僕は事あるごとにこう言い続けてきました。
愛媛FCを核とした地域コミュニティーの輪。
サッカーが人と人を繋ぐ。
愛媛FCがあることによって、愛媛の人達が幸せになれる。
 
素敵なふるさとができそうですね…
 
僕達は幸せな時代を生きているんだと思います。
 
Jリーグ百年構想。
本当に100年かかるんだと思います。
 
でもみなさんの子供や孫達は、
僕達よりも、もっともっと「幸せな街」で暮らすことができるでしょう。
「このチームを応援していれば、一生幸せに生きていける」
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友近さんが、こうした思いやビジョンを発信し続けたのは、たしか30歳頃。今の自分と同じ年頃。いい刺激を感じながら、これから少しずつ自分にできることを探していきたいと思います。

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