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パズル

人には役割がある。
誰一人存在してはいけない人などいない。

そう感じたのは教育実習に行った時である。
担当クラスに、いわゆる明るい生徒とそうではない生徒が存在した。
これは、このクラス特有のことではなく、私の時代にもあった。

一見、明るい生徒の方が良いイメージがある。
しかし、そうではない。明るい人は、そうでない人がいるから、明るいと認識される。全員が、明るければ明るいという概念が生まれない。

また、クラス活動もそれぞれの苦手や得意を補い合って成立する。
それぞれ単体ではうまくいかず、お互いを認め合い、共存していかなければならない。
社会はそうやって成り立っているはずだ。

パズルのピースのように、全部が出っ張っている人もいれば、全辺が引っ込んでいる人もいる。

どちらも受け入れることでパズルは完成する。

人よりも優位に立とうとする人もいるが、相手よりも劣っている点がある可能性があることも認めていかなければならないと思う。

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